Shane (1953) ★★★★
西部劇はざっくりと、悪い奴の話なのか、良い奴の話なのか、で分けられるように思う。例えば、最近観た「夕陽のガンマン」は、人を撃ちまくって賞金を得る男たちの話。法なんてあってないような世界。「明日に向かって撃て」「ワイルド・バンチ」なども結局は悪者。確かにかっこよくて、痺れるのだが。
逆に、この映画や、「西部の男」「大いなる西部」の主人公は、基本的に銃を扱いたくない。派手な場面は少ないが、こっちタイプの方が見終わったあとに心に響いてくるものがある。
この映画のシェーンは、弱いものの味方だし、銃の腕も立つし、非の打ち所がない完璧なヒーロー。ただ、あまりに完璧すぎても、興ざめしてしまうことがあるのだが、(クリントイーストウッドの「ペイル・ライダー」「許されざる者」など)この映画の場合そうはならず、「何とかしてくれ、シェーン!」と素直に応援できた。特に、酒場での殴りあいの場面なんかは、手に汗握った。おそらくジョー少年も、同じような気持ちで喧嘩を見ていたのだろう。ジョー少年が、シェーンに慕う様子には、ものすごく共感できた。
映画を見終わってから、ネットで調べてみると、シェーンは死んでいたのかそうでないのか、と議論があるようだった。自分の場合は、馬の上で静かに死んだのだと思い込んでいたので、生きている余地があるということを知り、少し嬉しくなった。
「俺はこの家を捨てたくない。未来を勝ち取るんだ」なんて台詞があったが、この言葉は忘れないでおきたい。今の時代に必要とされている情熱である。(少なくとも自分にとって)
2013/08/29
2013/07/15
黄色い老犬 (1957)
Old Yeller (1957) ★★★★★
自然豊かなテキサスで自給自足の生活を送る一家。子供たちはお金を見たことがないほど文明からかけ離れた生活をしていた。あるとき父親は牛を売るために遠くまで出かけることになった。残された母親と兄のトラビス(Tommy Kirk)弟のアーリス(Kevin Corcoran)だけで生活していくのはとても大変。そんな3人のもとに一匹の犬がやってくる。
「仔鹿物語」のように自然の中で生活していく厳しさを実感した。こういう映画は勉強になったりする。たとえば毒をもった獣にかまれたときは、近くの鹿を仕留めて内臓を取り出し、噛まれたところにあてておくと、毒を抜く効果があるらしい。狂犬病にかかった獣はすぐに殺してしまわないと、人間にも感染してしまう。
一家の大黒柱である父親がいないことはかなりの痛手。長男のトラビスが代わりに家族を守っていかなければならない。弟のアーリスは元気はとてもいいけれど、まだまだ子供。初めこそトラビスは、突然やってきた黄色くて醜い犬のことを受け入れられない。そこでイエラーのことを試すために、イエラーの前に肉をぶら下げて、一晩おいておいた。翌朝肉がなくなっていたら、射殺するつもりだった。朝になると銃を構えてイエラーのところへ行くが、何事もない肉の前にちょこんと座っていた。
イエラーは大活躍で、熊に襲われそうになっているアーリスを助けたり、穀物をあさるアライグマを追い払ってくれたりする。しかしついにイエラーの飼い主がやってくる。この人がまた良い人で、アーリアがいつもポケットに入れているトカゲと、イエラーを交換という条件を出してくれる。受け取ったトカゲはあとでそっと逃がしてやるのだった。
オープニングでは、イエラーの歌が流れて、エンディングでは、イエラーが残した子孫の歌が流れる。世代は交代していくのだった。
自然豊かなテキサスで自給自足の生活を送る一家。子供たちはお金を見たことがないほど文明からかけ離れた生活をしていた。あるとき父親は牛を売るために遠くまで出かけることになった。残された母親と兄のトラビス(Tommy Kirk)弟のアーリス(Kevin Corcoran)だけで生活していくのはとても大変。そんな3人のもとに一匹の犬がやってくる。
「仔鹿物語」のように自然の中で生活していく厳しさを実感した。こういう映画は勉強になったりする。たとえば毒をもった獣にかまれたときは、近くの鹿を仕留めて内臓を取り出し、噛まれたところにあてておくと、毒を抜く効果があるらしい。狂犬病にかかった獣はすぐに殺してしまわないと、人間にも感染してしまう。
一家の大黒柱である父親がいないことはかなりの痛手。長男のトラビスが代わりに家族を守っていかなければならない。弟のアーリスは元気はとてもいいけれど、まだまだ子供。初めこそトラビスは、突然やってきた黄色くて醜い犬のことを受け入れられない。そこでイエラーのことを試すために、イエラーの前に肉をぶら下げて、一晩おいておいた。翌朝肉がなくなっていたら、射殺するつもりだった。朝になると銃を構えてイエラーのところへ行くが、何事もない肉の前にちょこんと座っていた。
イエラーは大活躍で、熊に襲われそうになっているアーリスを助けたり、穀物をあさるアライグマを追い払ってくれたりする。しかしついにイエラーの飼い主がやってくる。この人がまた良い人で、アーリアがいつもポケットに入れているトカゲと、イエラーを交換という条件を出してくれる。受け取ったトカゲはあとでそっと逃がしてやるのだった。
オープニングでは、イエラーの歌が流れて、エンディングでは、イエラーが残した子孫の歌が流れる。世代は交代していくのだった。
登録:
コメント (Atom)

