星になった少年 (2005) ★★
象使いになろうとタイで修行を積み、20歳の若さでなくなった坂本哲夢さんを描いたもの。実話に基づいている。原作は「ちび象ランディと星になった少年」。主演の柳楽優弥くんは、初めての映画主演作「誰も知らない」で最年少記録で男優賞を受賞。「星になった少年」は、彼の主演二作目。一作目の成功で、世界から注目されていたとしたら、この作品を観てがっかりした人は多かったかもしれない。
家族で動物プロダクションを経営しているテツム(柳楽優弥)は、学校で動物くさいと馬鹿にされて、仲間はずれにされていた。いろんな動物を飼っている少年なんて、人気ものになりそうなものだが、テツムが触るもの、蹴り返したサッカーボールまで、動物臭が感染したということで、気持ち悪がって誰も触らない。徹底した差別だった。
学校に通っていても楽しくないし、人間とかかわるより、動物とかかわっていたほうが幸せだったテツムは、象使いになろうと、思い切ってタイに修業しに行くことにする。中学生が1人でタイに行くっていうので、どうなるのだろうとわくわくして観ていたのだが、いざタイに移り住んだテツムや周りの環境を観ていても、異国らしさ、非日常な感じがあまり感じられなかったので残念だった。なんとなくタイ語を話せてしまい、言葉の壁を痛感することもなく、現地の同年代の子たちともすんなり仲良くなってしまうし、そこらへんが原因で、思い切って外国に移り住んだというカタルシスは感じられなかった。また、タイでの2年の修行を経て、日本に帰ってきたときも、周りの反応が薄すぎるのである。観ている側としては、帰国してきたテツムへの歓迎であったり、家族のリアクションの描写は見たいところである。軽いあいさつ程度のこともなく、今までどおりクラスで退屈そうに授業を聞いているテツムの姿があるだけだった。家族との再会の場面もなく、今までどおりファームで象とそこにいるだけだった。まさかと思って巻き戻して見返したぐらい、あっさりしていた。
あと、タイでの場面で、テツムが滝に落ちかけて、助けてぇ、となっているときに、今までなついてくれなかった象がやってきて、鼻を伸ばしてテツムを助けるというのがある。それで象とテツムの間に信頼関係が生まれるというわけだが、いまどきこんなのを見せられても…。
2014/08/07
2013/10/05
イズ・エニバディ・ゼア? (2008) <未>
Is Anybody There? (2008) ★★★★
今回は、自分の中で今一番推したい子役の主演作品。「リトル・ランボーズ」でおなじみのビル・ミルナー君。「リトル・ランボーズ」の時は、まだ幼くて、そこまで気にならなかったが、この映画の頃には、とても繊細そうな美少年へと成長していた。どこか弱々しくて優しい感じが、役柄にピッタリだった。
エドワード(Bill Milner)の家では、老人ホームを営んでいて、彼は小さいころからお年寄りに囲まれて生活していた。なので、人が死ぬということは、彼の周りではよくあることだった。そんな環境にいるエドワードは、とんでもない遊びをしている。寝たきりで、今にも息絶えそうな老人のベッドの下に、テープレコーダーを忍ばせて、「うぅ…うぅ…」と苦しそうな寝息を録音しているのだった。横になっている老人を眺めながら「うぅ・・・うぅ・・・」と真似までしていた。
なぜそんなものを録音しているのかというと、彼は幽霊の存在を記録したいのだった。老人が亡くなって、その部屋が空くと、ベッドの下からテープレコーダーを取り出して、ヘッドホンで老人の息絶えそうな寝息を夜な夜な聞いているのである。怪奇現象的なものは何も記録されておらず、そのかわりに、父親がホームに勤めている女の子を口説いているのが記録されていたりする。
テーマは、ホームに入居している頑固なじいさんクラレンスと、エドワードの交流である。クラレンスは、奥さんに先立たれ、生きる希望をなくしている。エドワードは、学校でもいじめられ、老人ばかりに囲まれているのが嫌で自暴自棄になっている。そんな2人の交流をほのぼのと描き、人生や死についても考えさせる内容である。
クラレンスがどんどん呆けていくのが悲しい。ようやく2人が仲良くなっても、クラレンスの記憶は遠のいていく。エドワードの名前さえ出てこなくなるのだ。息絶えそうな呼吸ばかりを録音していたテープレコーダーだったが、2人で楽しそうに話している場面が録音されていて、以前の、うぅ・・・うぅ・・・を退屈そうに聞いていたエドワードとは打って変わって、それを涙を流しながら聞いている。
今回は、自分の中で今一番推したい子役の主演作品。「リトル・ランボーズ」でおなじみのビル・ミルナー君。「リトル・ランボーズ」の時は、まだ幼くて、そこまで気にならなかったが、この映画の頃には、とても繊細そうな美少年へと成長していた。どこか弱々しくて優しい感じが、役柄にピッタリだった。
エドワード(Bill Milner)の家では、老人ホームを営んでいて、彼は小さいころからお年寄りに囲まれて生活していた。なので、人が死ぬということは、彼の周りではよくあることだった。そんな環境にいるエドワードは、とんでもない遊びをしている。寝たきりで、今にも息絶えそうな老人のベッドの下に、テープレコーダーを忍ばせて、「うぅ…うぅ…」と苦しそうな寝息を録音しているのだった。横になっている老人を眺めながら「うぅ・・・うぅ・・・」と真似までしていた。
なぜそんなものを録音しているのかというと、彼は幽霊の存在を記録したいのだった。老人が亡くなって、その部屋が空くと、ベッドの下からテープレコーダーを取り出して、ヘッドホンで老人の息絶えそうな寝息を夜な夜な聞いているのである。怪奇現象的なものは何も記録されておらず、そのかわりに、父親がホームに勤めている女の子を口説いているのが記録されていたりする。
テーマは、ホームに入居している頑固なじいさんクラレンスと、エドワードの交流である。クラレンスは、奥さんに先立たれ、生きる希望をなくしている。エドワードは、学校でもいじめられ、老人ばかりに囲まれているのが嫌で自暴自棄になっている。そんな2人の交流をほのぼのと描き、人生や死についても考えさせる内容である。
クラレンスがどんどん呆けていくのが悲しい。ようやく2人が仲良くなっても、クラレンスの記憶は遠のいていく。エドワードの名前さえ出てこなくなるのだ。息絶えそうな呼吸ばかりを録音していたテープレコーダーだったが、2人で楽しそうに話している場面が録音されていて、以前の、うぅ・・・うぅ・・・を退屈そうに聞いていたエドワードとは打って変わって、それを涙を流しながら聞いている。
2013/09/07
ゾンビーノ (2006)
Fido (2006) ★★★
一度観た映画を繰り返して観る方ではないが、この映画はたまに観たくなる時があって、今回三度目の鑑賞(二年に一回ぐらいのぺース)。謎の放射能が地表に蔓延し、死体がゾンビとなって甦る。ゾムコンという会社が開発した首輪を装着することによって、ゾンビはペットのように従順になる。ブラック・コメディ映画。
全く知られていないし内容的に何があるってわけでもないが、独特な可愛い雰囲気が漂っているのでそこが魅力。主役のティミー(Kesun Loder)も可愛いし、ゾンビも可愛い。カラフルでポップな住宅街。そんな中で行われる人殺し。死んでもすぐにゾンビとなって生き返るので、首輪をつければ一緒に生活できる。
ティミーの家では一匹もゾンビを飼っていなかった。母親は近所の目ばかりを気にしていて、ティミーが悪がきにいじめられて、服を汚して帰ってきても、「こんなに服を汚して、近所の人たちに見られなかった?」と、ティミーのことよりそっちを気にする。
父親は息子のことにあまり関心がなくて、キャッチボールをする約束をほったらかして、ゴルフをしに行く。車に乗り込むときに、ゴルフバックがティミーの頭にゴンと当たる(画像4)。ティミーは仕方なくファイド(飼っているゾンビ)とキャッチボールを始めるが、ファイドにボールを当てているだけ。
ファイドが近所のおばさんを食べてしまったり、連れていかれたり、ティミーがファイドを取り戻すために施設に潜り込んだりする映画。改めて観てみると思ってたよりくだらなかった。でもやっぱり面白かった。
一度観た映画を繰り返して観る方ではないが、この映画はたまに観たくなる時があって、今回三度目の鑑賞(二年に一回ぐらいのぺース)。謎の放射能が地表に蔓延し、死体がゾンビとなって甦る。ゾムコンという会社が開発した首輪を装着することによって、ゾンビはペットのように従順になる。ブラック・コメディ映画。
全く知られていないし内容的に何があるってわけでもないが、独特な可愛い雰囲気が漂っているのでそこが魅力。主役のティミー(Kesun Loder)も可愛いし、ゾンビも可愛い。カラフルでポップな住宅街。そんな中で行われる人殺し。死んでもすぐにゾンビとなって生き返るので、首輪をつければ一緒に生活できる。
ティミーの家では一匹もゾンビを飼っていなかった。母親は近所の目ばかりを気にしていて、ティミーが悪がきにいじめられて、服を汚して帰ってきても、「こんなに服を汚して、近所の人たちに見られなかった?」と、ティミーのことよりそっちを気にする。
父親は息子のことにあまり関心がなくて、キャッチボールをする約束をほったらかして、ゴルフをしに行く。車に乗り込むときに、ゴルフバックがティミーの頭にゴンと当たる(画像4)。ティミーは仕方なくファイド(飼っているゾンビ)とキャッチボールを始めるが、ファイドにボールを当てているだけ。
ファイドが近所のおばさんを食べてしまったり、連れていかれたり、ティミーがファイドを取り戻すために施設に潜り込んだりする映画。改めて観てみると思ってたよりくだらなかった。でもやっぱり面白かった。
2013/07/27
甘い泥 (2006)
Adama Meshuga'at (2006) ★★★
イスラエルの「キブツ」という文化について学べる映画だった。冒頭で、キブツについての説明が入る。「キブツは身分の平等に基づく社会主義の共同体だ。大人は共同体によりよく貢献するため親の義務から解放された。1980年代後半まで子供は『子供の家』で育てられ、そこで生活も勉強もした。」とあったが、いまいちピンとこない。
要するに、個人より全体が優先されるのだった。200から300人程度で1つの運命共同体を形成する。みんなで仲良くやっていければいいのだが、はみ出た者には厳しい。
この映画を見る限り、キブツはまるで、抜け出したくても抜け出せない、言ってしまえば得体のしれないコミュニティだった。確かに話だけ聞くと魅力的ではあるが、そう上手くはいかないのだった。ドビル(Tomer Steinhof)の父親は自殺していて、母親は精神的におかしくなっていく。土砂降りの場面が多くて、母親は部屋の中でしんみりとしたクラシックのレコード流している。ドビルに精神安定剤をもらってくるように言う。暗いシーンが続く。
ネットでキブツのことについて調べてみると、一時的にキブツでの生活を体験することができるようだった。観光業が盛んでいろんな国から人がやってくるらしい。この映画でも英語やフランス語など、様々な言葉を話す人たちがいた。
イスラエルの「キブツ」という文化について学べる映画だった。冒頭で、キブツについての説明が入る。「キブツは身分の平等に基づく社会主義の共同体だ。大人は共同体によりよく貢献するため親の義務から解放された。1980年代後半まで子供は『子供の家』で育てられ、そこで生活も勉強もした。」とあったが、いまいちピンとこない。
要するに、個人より全体が優先されるのだった。200から300人程度で1つの運命共同体を形成する。みんなで仲良くやっていければいいのだが、はみ出た者には厳しい。
この映画を見る限り、キブツはまるで、抜け出したくても抜け出せない、言ってしまえば得体のしれないコミュニティだった。確かに話だけ聞くと魅力的ではあるが、そう上手くはいかないのだった。ドビル(Tomer Steinhof)の父親は自殺していて、母親は精神的におかしくなっていく。土砂降りの場面が多くて、母親は部屋の中でしんみりとしたクラシックのレコード流している。ドビルに精神安定剤をもらってくるように言う。暗いシーンが続く。
ネットでキブツのことについて調べてみると、一時的にキブツでの生活を体験することができるようだった。観光業が盛んでいろんな国から人がやってくるらしい。この映画でも英語やフランス語など、様々な言葉を話す人たちがいた。
2013/07/20
リトル・チュン (2000)
Xilu xiang (2000) ★★★★
香港が舞台の男の子と女の子のラブストーリー。DVDのメニュー画面には「小さな恋のものがたり」と小さくサブタイトルのようなものがつけられていた。イギリスの「小さな恋のメロディ」、アメリカの「小さな恋のものがたり」、そして香港の「リトル・チュン」である。どれも可愛い映画だが「リトル・チュン」では現実の厳しさも突きつけている。
チュン(Yuet-Ming Yiu)は家族が営んでいる食堂の手伝いをしなければならない。お客さんにレモネードを届けるよう言われる。チュンは、分け前を少しやるからということで、気になっていた女の子のファンに手伝いを頼む。2人でいろんなところに配達に行くのは楽しそうだった。
面白かったのが、リトル・チュンの特性カクテル。街を牛耳っている嫌われ者のところには、それを届けるのだった。チュンのおしっこ入りである。それを届けると、吐き出すどころか「一段とうまくなったなあ」と、飲むのである。その男は、つば入りのレモネード、ひどいものでは、使用済みの生理用品入りレモネードなど、ごくごくと飲む。
香港の通りにはごみ袋が積まれてあったり、衛生面の良くないところもあった。不法入国者たちは、狭いあばら家に、家族4,5人で生活していた。子供を学校に行かせる余裕はなく、毎日家事を手伝わしている。
香港が舞台の男の子と女の子のラブストーリー。DVDのメニュー画面には「小さな恋のものがたり」と小さくサブタイトルのようなものがつけられていた。イギリスの「小さな恋のメロディ」、アメリカの「小さな恋のものがたり」、そして香港の「リトル・チュン」である。どれも可愛い映画だが「リトル・チュン」では現実の厳しさも突きつけている。
チュン(Yuet-Ming Yiu)は家族が営んでいる食堂の手伝いをしなければならない。お客さんにレモネードを届けるよう言われる。チュンは、分け前を少しやるからということで、気になっていた女の子のファンに手伝いを頼む。2人でいろんなところに配達に行くのは楽しそうだった。
面白かったのが、リトル・チュンの特性カクテル。街を牛耳っている嫌われ者のところには、それを届けるのだった。チュンのおしっこ入りである。それを届けると、吐き出すどころか「一段とうまくなったなあ」と、飲むのである。その男は、つば入りのレモネード、ひどいものでは、使用済みの生理用品入りレモネードなど、ごくごくと飲む。
香港の通りにはごみ袋が積まれてあったり、衛生面の良くないところもあった。不法入国者たちは、狭いあばら家に、家族4,5人で生活していた。子供を学校に行かせる余裕はなく、毎日家事を手伝わしている。
2013/07/14
キング・オブ・アップルタウン (2009) <未>
The Kings of Appletown (2009) ★★★
ディラン・スプラウス(Dylan Sprouse)、コール・スプラウス(Cole Sprouse)が兄弟そろって出演している。2人のことは海外ドラマ「スイート・ライフ」「スイート・ライフ・オン・クルーズ」でよく見ていたので、それぞれのキャラクターが定着している。この映画の従弟の設定の2人もイメージ通りのキャラクターだったので、ほのぼのした。
ディランがウィルを、コールがクレイトンを演じている。ややこしいので以下は本名で。ディランは運動神経抜群。頼もしい。まだ子供なのに山の中でもバイクを暴走させる。水上バイクの運転もできる。コールはいつもディランの後ろにくっついている。夜中の遊園地でも、先を行くディランの後ろで、「はやく家に帰ろうよ」と、びびりだった。お化け屋敷ではディランにくっついて、ふり払われる。
2人はたまたま殺人現場を目撃してしまう。2万5千ドル相当の金貨が盗まれる強盗殺人だった。一刻も早く犯人を目撃したということを警察に報告すればいいのに、トラブルに巻き込まれるからということで、(ディランはヒーローになりたいという気持ちもあった)自分たちで盗まれた金貨を探し始める。
犯人であるフットボールのコーチのあとをつけて、コーチの手にメモされた18という数字をヒントに、自分たちで推理していく。フットボールのフィールドの18ヤードあたりのところで金属探知機を使い、穴を掘る。スコップがスプリンクラーにあたって破裂し、びしょ濡れになる。
コールの方は、自分には何も取り柄がないと思っていて落ちこみ気味。ネズミが大嫌いで、潜入した犯人の家でネズミと遭遇すると、あとからねちねちと文句を言う。ただコールには、長い間水の中に潜っていられるという特技があった。ラストでは川の底に隠された金貨のケースを引き上げて、手柄を立てる。
大好きな2人が見られて良かった。
ディラン・スプラウス(Dylan Sprouse)、コール・スプラウス(Cole Sprouse)が兄弟そろって出演している。2人のことは海外ドラマ「スイート・ライフ」「スイート・ライフ・オン・クルーズ」でよく見ていたので、それぞれのキャラクターが定着している。この映画の従弟の設定の2人もイメージ通りのキャラクターだったので、ほのぼのした。
ディランがウィルを、コールがクレイトンを演じている。ややこしいので以下は本名で。ディランは運動神経抜群。頼もしい。まだ子供なのに山の中でもバイクを暴走させる。水上バイクの運転もできる。コールはいつもディランの後ろにくっついている。夜中の遊園地でも、先を行くディランの後ろで、「はやく家に帰ろうよ」と、びびりだった。お化け屋敷ではディランにくっついて、ふり払われる。
2人はたまたま殺人現場を目撃してしまう。2万5千ドル相当の金貨が盗まれる強盗殺人だった。一刻も早く犯人を目撃したということを警察に報告すればいいのに、トラブルに巻き込まれるからということで、(ディランはヒーローになりたいという気持ちもあった)自分たちで盗まれた金貨を探し始める。
犯人であるフットボールのコーチのあとをつけて、コーチの手にメモされた18という数字をヒントに、自分たちで推理していく。フットボールのフィールドの18ヤードあたりのところで金属探知機を使い、穴を掘る。スコップがスプリンクラーにあたって破裂し、びしょ濡れになる。
コールの方は、自分には何も取り柄がないと思っていて落ちこみ気味。ネズミが大嫌いで、潜入した犯人の家でネズミと遭遇すると、あとからねちねちと文句を言う。ただコールには、長い間水の中に潜っていられるという特技があった。ラストでは川の底に隠された金貨のケースを引き上げて、手柄を立てる。
大好きな2人が見られて良かった。
2013/06/29
トムとトーマス (2002)
Tom & Thomas (2002) ★★★★★
トムとトーマスの2人をアーロン・ジョンソン君が演じている。内容がどうのこうのの前に、この子がものすごく可愛い。今は結婚していて、アーロン・テイラー・ジョンソンと名前が変わっている。こんなに可愛い子がもう結婚しているのか、と10年前のこの映画を観ながらしみじみした。彼は、子役時代でお終いの俳優ではなく、最近の作品にも出演していて、「キック・アス」では主役級だった。さえないオタク青年を演じていて、ポルノを見ながらオナニーしていた。こんなに可愛い子が・・・と、ここでも寂しさを覚えた。
アーロン君の魅力たっぷりだった。表情やセリフの言い回しなど流石で、今でも活躍していることがうなずけた。映画初出演だということでますます才能を感じた。ただ、可愛い雰囲気の割には、人身売買がテーマとなっていて、意外とえぐい。麻酔を打たれて、動物たちと一緒に飛行機に乗せられる。トムの背中には、孤児院で打たれた鞭の痕が、痛々しく残っている。
トムとトーマスが出会う場面が良かった。一瞬で意気投合し、街をころころと駆け回っていく姿にはほのぼのした。それから誕生日パーティー。2人いることがばれてはいけないのでトーマスは宇宙服をかぶって出て行く。ラストもそうだが、ここもスリリングだった。
数年前に初めてこの映画を観たときは、子供向けなのかなと、あまり期待せずに見たが、思った以上に面白くて感動したことを覚えている。今回も間違いなく面白かった。お勧めできる一本。
トムとトーマスの2人をアーロン・ジョンソン君が演じている。内容がどうのこうのの前に、この子がものすごく可愛い。今は結婚していて、アーロン・テイラー・ジョンソンと名前が変わっている。こんなに可愛い子がもう結婚しているのか、と10年前のこの映画を観ながらしみじみした。彼は、子役時代でお終いの俳優ではなく、最近の作品にも出演していて、「キック・アス」では主役級だった。さえないオタク青年を演じていて、ポルノを見ながらオナニーしていた。こんなに可愛い子が・・・と、ここでも寂しさを覚えた。
アーロン君の魅力たっぷりだった。表情やセリフの言い回しなど流石で、今でも活躍していることがうなずけた。映画初出演だということでますます才能を感じた。ただ、可愛い雰囲気の割には、人身売買がテーマとなっていて、意外とえぐい。麻酔を打たれて、動物たちと一緒に飛行機に乗せられる。トムの背中には、孤児院で打たれた鞭の痕が、痛々しく残っている。
トムとトーマスが出会う場面が良かった。一瞬で意気投合し、街をころころと駆け回っていく姿にはほのぼのした。それから誕生日パーティー。2人いることがばれてはいけないのでトーマスは宇宙服をかぶって出て行く。ラストもそうだが、ここもスリリングだった。
数年前に初めてこの映画を観たときは、子供向けなのかなと、あまり期待せずに見たが、思った以上に面白くて感動したことを覚えている。今回も間違いなく面白かった。お勧めできる一本。
2013/06/02
父、帰る (2003)
Vozvrashchenie (2003) ★★★★★
この映画はDVDで何度も観ていて昨晩また観た。ふとした時に味わいたくなる雰囲気。広々とした自然、さびしい街、母親の疲れ切った表情、など。なんといっても2人の兄弟の気持ちがびんびんと伝わってくる。この種の子供の心情が伝わってくる作品は他に観たことがない。自分が子供の頃の、なんとなく思い出したくない記憶をつつかれる感じ。今回は映画を観ながらポイントになるところをメモしていった。まずは「お父さんが帰ってきているわよ」と聞かされた時の2人の反応。どうなるのだろうと、ぞわぞわする。そして予想のつかない、不安ばかりの旅が始まる。
兄 アンドレイ(Vladimir Garin)
兄と弟の性格の違いもしっかり現れる。アンドレイはなんとなく情けない。父親と初めての食事の場面、父親が2人にお祝いを兼ねてワインを飲むよう言う。父親に認められたいアンドレイはほとんど飲んだことのない赤ワインを嬉しそうに、むしろ媚びるように飲む。「もう一杯」とまで言うが、「もういい」と父親に制される。アンドレイの思惑は上手く行かなかった。ここで、自分が父親のために変な気を使っているということが相手に察せられてしまう。また、就寝時の弟イワンとの会話の「すごい筋肉だったな」や、父親から財布を預けられた時の「すげえ入ってる」など、父親を凄い人物だと思いたいことがうかがえた。
弟 イワン(Ivan Dobronravov)
兄とは違い、弟のイワン(Ivan Dobronravov)は、父親を受け入れられないというか、なんだこいつ、とまるで得体のしれないものと接しているかのようだった。「パパ」と呼ばない。父親がいないところでは「あいつ」呼ばわり。斧で切り刻まれるかもしれないと思っている。父親に忠実であろうとするアンドレイの傍ら、自分の意見を曲げない。お腹がすいていても、父親に言われるがまま入ったレストランでの食事はとらない。情けない兄貴を言いくるめてしまう。さっぱりしていて好感の持てる少年だった。
父親。
父親については一見すると威厳があって立派な父親のように思える。旅の途中には息子たちに教えられることは教えていく。しかし話が進むにつれて、息子たちに対して臆病になっているような場面がちらほら現れる。実際のところは、この映画では不完全な父親を表現しているのだと思う。弟のイワンが、父親に向かって本音をぶつける場面がある。探り探りな父と子のやりとりの中、この時のイワンの発言がそんな関係を最初に吹っ切ったのだった。「どうして今更帰ってきたんだ。あんたなしで上手く行ってたんだ。・・・」。これに対する父親の第一声は「お母さんが、提案して」だった。そのあとに「俺もそうしたいと思って」と付け加える。父親からしてみても、息子たちとの距離感をつかめていないことが浮き彫りになった場面。また、アンドレイがなにかジョークを言い父親は笑うという緊張がほぐれる場面がある。お互いの距離が縮まりそうになったそのとたん、父親の方から会話を遮ってしまう。最後まで乗らない、乗れない父親だった。
いろいろ書いてみたが、感じたことを文章にするのは難しい。
この映画の緊張感の継続は凄いと思う。最初から最後まで目が離せない。劇中に数回、スコールみたいな雨を降らして3人をびしょ濡れにするのが効果的。一生懸命運んだ父親を失ってからの、写真のスライドショーはむなしすぎた。
この映画はDVDで何度も観ていて昨晩また観た。ふとした時に味わいたくなる雰囲気。広々とした自然、さびしい街、母親の疲れ切った表情、など。なんといっても2人の兄弟の気持ちがびんびんと伝わってくる。この種の子供の心情が伝わってくる作品は他に観たことがない。自分が子供の頃の、なんとなく思い出したくない記憶をつつかれる感じ。今回は映画を観ながらポイントになるところをメモしていった。まずは「お父さんが帰ってきているわよ」と聞かされた時の2人の反応。どうなるのだろうと、ぞわぞわする。そして予想のつかない、不安ばかりの旅が始まる。
兄 アンドレイ(Vladimir Garin)
兄と弟の性格の違いもしっかり現れる。アンドレイはなんとなく情けない。父親と初めての食事の場面、父親が2人にお祝いを兼ねてワインを飲むよう言う。父親に認められたいアンドレイはほとんど飲んだことのない赤ワインを嬉しそうに、むしろ媚びるように飲む。「もう一杯」とまで言うが、「もういい」と父親に制される。アンドレイの思惑は上手く行かなかった。ここで、自分が父親のために変な気を使っているということが相手に察せられてしまう。また、就寝時の弟イワンとの会話の「すごい筋肉だったな」や、父親から財布を預けられた時の「すげえ入ってる」など、父親を凄い人物だと思いたいことがうかがえた。
弟 イワン(Ivan Dobronravov)
兄とは違い、弟のイワン(Ivan Dobronravov)は、父親を受け入れられないというか、なんだこいつ、とまるで得体のしれないものと接しているかのようだった。「パパ」と呼ばない。父親がいないところでは「あいつ」呼ばわり。斧で切り刻まれるかもしれないと思っている。父親に忠実であろうとするアンドレイの傍ら、自分の意見を曲げない。お腹がすいていても、父親に言われるがまま入ったレストランでの食事はとらない。情けない兄貴を言いくるめてしまう。さっぱりしていて好感の持てる少年だった。
父親。
父親については一見すると威厳があって立派な父親のように思える。旅の途中には息子たちに教えられることは教えていく。しかし話が進むにつれて、息子たちに対して臆病になっているような場面がちらほら現れる。実際のところは、この映画では不完全な父親を表現しているのだと思う。弟のイワンが、父親に向かって本音をぶつける場面がある。探り探りな父と子のやりとりの中、この時のイワンの発言がそんな関係を最初に吹っ切ったのだった。「どうして今更帰ってきたんだ。あんたなしで上手く行ってたんだ。・・・」。これに対する父親の第一声は「お母さんが、提案して」だった。そのあとに「俺もそうしたいと思って」と付け加える。父親からしてみても、息子たちとの距離感をつかめていないことが浮き彫りになった場面。また、アンドレイがなにかジョークを言い父親は笑うという緊張がほぐれる場面がある。お互いの距離が縮まりそうになったそのとたん、父親の方から会話を遮ってしまう。最後まで乗らない、乗れない父親だった。
いろいろ書いてみたが、感じたことを文章にするのは難しい。
この映画の緊張感の継続は凄いと思う。最初から最後まで目が離せない。劇中に数回、スコールみたいな雨を降らして3人をびしょ濡れにするのが効果的。一生懸命運んだ父親を失ってからの、写真のスライドショーはむなしすぎた。
2013/05/27
アフターライフ (2009)
After.Life (2009) ★★★
交通事故で死んだアンナと、死者と会話のできる葬儀屋による死後の世界。葬儀屋と同じ能力を持つジャック少年をチャンドラー・カンタベリー君が演じている。出番は多くない。
アンナ(クリスティーナ・リッチ)がヌードになったり、血だらけになったりと、耽美的な映像が多かった。死んでしまったことを認めたくないアンナだったが、葬儀屋から「すがるほどの人生だったか」「死んでいたも同然だろ」など、きついことを言われ、納得させられる部分も。葬儀屋は他にも「死が怖いと言いながら、本当は人生に怯えている。」など印象的なことを言っていた。アンナは、「死んで良かった」とつぶやき、穏やかに自分の葬式を迎える。しかし最後まで、もしかしたら、と思わせられるようになっていた。
葬儀屋は地下で、事故などでひどく傷ついた死体を、生前のように整えていくのだが、例えば口を閉じさせるために内側から針で縫ったりして、実際にあんな風にやっているのかなと思った。人形のようだった。
交通事故で死んだアンナと、死者と会話のできる葬儀屋による死後の世界。葬儀屋と同じ能力を持つジャック少年をチャンドラー・カンタベリー君が演じている。出番は多くない。
アンナ(クリスティーナ・リッチ)がヌードになったり、血だらけになったりと、耽美的な映像が多かった。死んでしまったことを認めたくないアンナだったが、葬儀屋から「すがるほどの人生だったか」「死んでいたも同然だろ」など、きついことを言われ、納得させられる部分も。葬儀屋は他にも「死が怖いと言いながら、本当は人生に怯えている。」など印象的なことを言っていた。アンナは、「死んで良かった」とつぶやき、穏やかに自分の葬式を迎える。しかし最後まで、もしかしたら、と思わせられるようになっていた。
葬儀屋は地下で、事故などでひどく傷ついた死体を、生前のように整えていくのだが、例えば口を閉じさせるために内側から針で縫ったりして、実際にあんな風にやっているのかなと思った。人形のようだった。
2013/04/20
白い掌 (2006) <未>
Fehér tenyér (2006) ★★★★
体操選手ミクロスの少年時代から大人までを描いたもの。少年期は全体の7割ほどで見ごたえもあった。彼の過酷な人生をつらつらと書いていきます。
ミクロスは子供の時から体操をやっていて彼の部屋には何十個ものメダルが飾られている。両親はそんな息子を誇らしく思っている。来客があると、トレーニングを終えたばかりで疲れているにもかかわらず、ミクロスにバク天宙返りを披露させたり、服を脱ぐよう命じて彼の筋肉を見せびらかす。ミクロスがズボンを脱ぐと、太ももにつけられた鞭のあとが現れる。
体操のコーチは子供たちにひどい体罰を与えていた。コーチが「並べ!」と一声かけると、子供たちは全速力で白線に沿って横並びにならなければならない。コーチはフェンシングで使うソードのようなものを振り回す。少し列からずれて白線を踏んづけてしまっていたミクロスは太ももを打たれるのだった。足を広げるストレッチでは、コーチに上に乗っかられ体重をかけられる。子供たちは悲痛の表情を浮かべていた。一番ひどかったのは、わざわざ隣で練習している女の子の集団の前に連れ出して、前かがみにさせ、お尻に何度も鞭を打つという仕打ち。
数年後、ミクロスは少しぐれる。相変わらずコーチから暴力は振るわれていたが、反抗的な態度を取るようになる。陰でたばこも吸っていた。あるときついに吹っ切れてミクロスはトレーニングを飛び出してくる。しかし体操一本でやってきたミクロスは他に行くあてがなく、サーカスに入団し危険なこともやらされる。
大人になったミクロスは指導者の立場になる。しかし時代は大きく変わり生徒を少し叩いただけで親からのクレームがつく。生徒のカイルは、始めこそミクロスを無視していたが、彼が鉄棒の技をやっているのを見て、ミクロスの前でもの凄い転回をやってのける。ミクロスもそれに続く。言葉を交わさずして2人の距離は縮まるのだった。最終的に2人は国際大会に出場する。
その国際大会の場面は、ミクロスの子供時代、サーカスに所属していた時の空中ブランコの場面と同時進行で進む。スリルのある演出にするために、安全ネットがない状態でやらされる空中ブランコだった。その場面と、大人になってついにスポットライトを浴びることになった国際大会での跳馬の場面が交互に映される。結果は、空中ブランコは失敗。地面に落下し担架で運び出される。それと同時に大人のミクロスも、跳馬の着地に失敗するのだった。
体操選手ミクロスの少年時代から大人までを描いたもの。少年期は全体の7割ほどで見ごたえもあった。彼の過酷な人生をつらつらと書いていきます。
ミクロスは子供の時から体操をやっていて彼の部屋には何十個ものメダルが飾られている。両親はそんな息子を誇らしく思っている。来客があると、トレーニングを終えたばかりで疲れているにもかかわらず、ミクロスにバク天宙返りを披露させたり、服を脱ぐよう命じて彼の筋肉を見せびらかす。ミクロスがズボンを脱ぐと、太ももにつけられた鞭のあとが現れる。
体操のコーチは子供たちにひどい体罰を与えていた。コーチが「並べ!」と一声かけると、子供たちは全速力で白線に沿って横並びにならなければならない。コーチはフェンシングで使うソードのようなものを振り回す。少し列からずれて白線を踏んづけてしまっていたミクロスは太ももを打たれるのだった。足を広げるストレッチでは、コーチに上に乗っかられ体重をかけられる。子供たちは悲痛の表情を浮かべていた。一番ひどかったのは、わざわざ隣で練習している女の子の集団の前に連れ出して、前かがみにさせ、お尻に何度も鞭を打つという仕打ち。
数年後、ミクロスは少しぐれる。相変わらずコーチから暴力は振るわれていたが、反抗的な態度を取るようになる。陰でたばこも吸っていた。あるときついに吹っ切れてミクロスはトレーニングを飛び出してくる。しかし体操一本でやってきたミクロスは他に行くあてがなく、サーカスに入団し危険なこともやらされる。
大人になったミクロスは指導者の立場になる。しかし時代は大きく変わり生徒を少し叩いただけで親からのクレームがつく。生徒のカイルは、始めこそミクロスを無視していたが、彼が鉄棒の技をやっているのを見て、ミクロスの前でもの凄い転回をやってのける。ミクロスもそれに続く。言葉を交わさずして2人の距離は縮まるのだった。最終的に2人は国際大会に出場する。
その国際大会の場面は、ミクロスの子供時代、サーカスに所属していた時の空中ブランコの場面と同時進行で進む。スリルのある演出にするために、安全ネットがない状態でやらされる空中ブランコだった。その場面と、大人になってついにスポットライトを浴びることになった国際大会での跳馬の場面が交互に映される。結果は、空中ブランコは失敗。地面に落下し担架で運び出される。それと同時に大人のミクロスも、跳馬の着地に失敗するのだった。
2013/04/12
トーマスと隼の王様 (2000) <未>
Král sokolu (2000) ★★★★★
主演はブラノ・ホリチェク(Brano Holícek)君。可愛いとかっこいいを兼ね備えた王子様のような美少年。この映画では、動物を愛し、思い通りに操ることのできるトーマス少年を演じている。
小高い丘に位置する農場で育ったトーマスは、山頂にそびえる城に住むフェルミナ姫と、ひょんなことから知り合うようになる。城内での馬の暴走によってトーマスはその時泥だらけだったが、フェルミナ姫にダンスエスコートされ、すっかり彼女に惚れてしまうのだった。しかし、フェルミナ姫にはフィアンセのオストリクがいた。そのことを知ったトーマスは、草原の中にうずくまり、涙を流す。それでもトーマスはひがむことなくフェルミナとオストリクを結びつける愛のキューピット役をこなす。
トーマスは動物を操る能力を使って人々を困惑させる。獲物を捕らえるように調教された犬を役立たずにしてしまったり、相手の服の中をネズミに這いまわさせたり。どの場面もコミカルに描いていて可愛らしかった。
トーマスの着ている服のサイズが体格より大きめで、ちらちらと肩や胸元がはだけていた。首筋から鎖骨にかけてのラインがとても綺麗で見とれてしまうほどだった。城に出向いた時に受け取った高貴な服を着ることによって、ブラノ君の姿はイメージ通りの「王子様」となった。泥だらけになるシーンでは、いくら汚れていても、美しい上品な顔立ちは損なわれないことを実感した。映画の内容よりブラノ君のブロンドの髪、緑色の目や表情ばかりに気を取られた。寝るときには上半身裸になるのだが、お腹まわりなどは少しぽっちゃり気味だった。野宿する際も上半身裸になっていた。起き上がってそのまま水浴びする場面では本当に寒そうにしている様子が伝わってきた。
主演はブラノ・ホリチェク(Brano Holícek)君。可愛いとかっこいいを兼ね備えた王子様のような美少年。この映画では、動物を愛し、思い通りに操ることのできるトーマス少年を演じている。
小高い丘に位置する農場で育ったトーマスは、山頂にそびえる城に住むフェルミナ姫と、ひょんなことから知り合うようになる。城内での馬の暴走によってトーマスはその時泥だらけだったが、フェルミナ姫にダンスエスコートされ、すっかり彼女に惚れてしまうのだった。しかし、フェルミナ姫にはフィアンセのオストリクがいた。そのことを知ったトーマスは、草原の中にうずくまり、涙を流す。それでもトーマスはひがむことなくフェルミナとオストリクを結びつける愛のキューピット役をこなす。
トーマスは動物を操る能力を使って人々を困惑させる。獲物を捕らえるように調教された犬を役立たずにしてしまったり、相手の服の中をネズミに這いまわさせたり。どの場面もコミカルに描いていて可愛らしかった。
トーマスの着ている服のサイズが体格より大きめで、ちらちらと肩や胸元がはだけていた。首筋から鎖骨にかけてのラインがとても綺麗で見とれてしまうほどだった。城に出向いた時に受け取った高貴な服を着ることによって、ブラノ君の姿はイメージ通りの「王子様」となった。泥だらけになるシーンでは、いくら汚れていても、美しい上品な顔立ちは損なわれないことを実感した。映画の内容よりブラノ君のブロンドの髪、緑色の目や表情ばかりに気を取られた。寝るときには上半身裸になるのだが、お腹まわりなどは少しぽっちゃり気味だった。野宿する際も上半身裸になっていた。起き上がってそのまま水浴びする場面では本当に寒そうにしている様子が伝わってきた。
2013/04/06
瞳は静かに (2009)
Andrés no quiere dormir la siesta (2009) ★★★★★
1970年代のアルゼンチンを舞台にしたサスペンス。主役を演じたコンラッド・バレンスエラ(Conrado Valenzuela)君を見るための映画と言って良いと思う。彼でなければおそらく退屈していた。映画予告に「アンドレスの深い瞳はアナ・トレントの子供時代を思わせる。」という文句がつけられていたが本当にその通り。「思わせる」というより、単純にコンラッド君の見た目が子役時代のアナ・トレントと似ている。「ミツバチのささやき」を意識したようなショットもあった。
とにかく、場面によって変化していくアンドレスの表情は見逃せない。髪型や服装などにもこだわりを感じた。ちらっと見せる大人っぽい表情の割には年齢が低く、彼の全身が収まるショットでは、顔つきと体型のギャップに違和感を覚えることもあった。幼児体型というのか、丸っこくて愛くるしい。美少年を表現する際の「女の子と見間違うほどの…」という言い回しは、アンドレスのことを言うのにぴったりの表現である。
アンドレスの学校の友だち、脇役の男の子たちも、特に可愛い子を選んでいるのだと思う。そんな子供たちがはしゃぐ空地の中でも、アンドレスは特に際立っていた。短い半ズボン、ビー玉遊び、運動靴を素足で履くところなど、時代を感じる。
物事がはっきり説明されず、注意深くストーリーを追う必要があったりと、サスペンスらしい作品だった。アンドレスの母親が事故で亡くなってからというもの、周りの大人の言うことなすことが不気味だった。理解できない表情の変化であったり、隣人との目配せ、探り探りしたぎこちない会話など。アンドレス自身も、母親が死んだという実感が湧いていなかったのか、嘆いている様子はほとんどなかった。
先ほど見終わったばかりだが、正直理解できないことが多い(特に答えはないのかもしれないが)。最初にも述べたが、コンラッド君が魅力を振りまいてくれていなければ、ちゃんとしたレビューを書ける状態ではない。ただ作品自体の完成度としてはいまいちな印象ではある。
1970年代のアルゼンチンを舞台にしたサスペンス。主役を演じたコンラッド・バレンスエラ(Conrado Valenzuela)君を見るための映画と言って良いと思う。彼でなければおそらく退屈していた。映画予告に「アンドレスの深い瞳はアナ・トレントの子供時代を思わせる。」という文句がつけられていたが本当にその通り。「思わせる」というより、単純にコンラッド君の見た目が子役時代のアナ・トレントと似ている。「ミツバチのささやき」を意識したようなショットもあった。
とにかく、場面によって変化していくアンドレスの表情は見逃せない。髪型や服装などにもこだわりを感じた。ちらっと見せる大人っぽい表情の割には年齢が低く、彼の全身が収まるショットでは、顔つきと体型のギャップに違和感を覚えることもあった。幼児体型というのか、丸っこくて愛くるしい。美少年を表現する際の「女の子と見間違うほどの…」という言い回しは、アンドレスのことを言うのにぴったりの表現である。
アンドレスの学校の友だち、脇役の男の子たちも、特に可愛い子を選んでいるのだと思う。そんな子供たちがはしゃぐ空地の中でも、アンドレスは特に際立っていた。短い半ズボン、ビー玉遊び、運動靴を素足で履くところなど、時代を感じる。
物事がはっきり説明されず、注意深くストーリーを追う必要があったりと、サスペンスらしい作品だった。アンドレスの母親が事故で亡くなってからというもの、周りの大人の言うことなすことが不気味だった。理解できない表情の変化であったり、隣人との目配せ、探り探りしたぎこちない会話など。アンドレス自身も、母親が死んだという実感が湧いていなかったのか、嘆いている様子はほとんどなかった。
先ほど見終わったばかりだが、正直理解できないことが多い(特に答えはないのかもしれないが)。最初にも述べたが、コンラッド君が魅力を振りまいてくれていなければ、ちゃんとしたレビューを書ける状態ではない。ただ作品自体の完成度としてはいまいちな印象ではある。
2013/03/28
スコットと朝食を (2007)
Breakfast with Scot (2007) ★★★★★
何度も観た映画のうちの1つ。自分の中ではおなじみの作品で、今更ながらの記事化といった感じである。
作品解説(以下引用)
http://tokyo-lgff.org/2008/prog/scot.html
元プロホッケー選手でスポーツキャスターに転身したエリック(トム カヴァナフ)と弁護士サム(ベン シェンクマン)は筋金入りのゲイカップル。サムは、ひょんなことから11歳の孤児の少年スコット(ノア バーネット)を一時的に引き取ることに…。『スコットと朝食を』は、「仮想」家族が根を下ろし、紆余曲折を経て本当の家族のような温かな姿となるストーリーを展開する現代版コメディー。
本作品は単なるコメディーでは終わらず、プロスポーツの世界における同性愛やゲイのヒーローを受けいれたがらない社会についても扱っている。ナショナルホッケーリーグ(NHL)は、『スコットと朝食を』に対して支持を表明し、作品中にNHLやトロントメープルリーフの名称やロゴを使用する権利を認めたのだ。
主役のスコットを演じたノア・ベネット(Noah Bernett)君の可愛さに尽きる。彼がエリックとサムのもとに持ってきたものと言えば、幸運ブレスレットや、ピンクのクチナシ(ハンドクリーム)など、男の子らしいものは1つもなかった。夜中にひとりで、自分のために、クリスマスキャロルを歌う。授業中に朗読させられた物語に入り込み、感極まって泣いてしまう。スコットにとっては自然なことなのだろうが、帰り際にクラスのやんちゃものにキスをしようとし、全力で拒否される姿には、思わず声を出して笑ってしまった。
3人ともゲイではあるが、エリックとサムは傍から見れば完全なノーマル(スコットだけが明らかなオネエ)。ゲイらしい描写は全くなく、ラストにエリックとサムが軽く口づけするぐらいなので、同性愛が苦手という方でも楽しめると思う。男同士のキスを見て朗らかな気持ちにさせられるなんて、めったにないことだろう。
この映画の好きな所、テンポよく繰り出される笑い、分かりやすいストーリー、エリックとサムの軽快な会話、可愛い子供たち、など。他人とは違うことを全く気にしないスコットを見ていると、ほのぼのと優しい気持ちにさせられる。この映画に文句をつけるとしたら、観られる機会が限られているということぐらい。
何度も観た映画のうちの1つ。自分の中ではおなじみの作品で、今更ながらの記事化といった感じである。
作品解説(以下引用)
http://tokyo-lgff.org/2008/prog/scot.html
元プロホッケー選手でスポーツキャスターに転身したエリック(トム カヴァナフ)と弁護士サム(ベン シェンクマン)は筋金入りのゲイカップル。サムは、ひょんなことから11歳の孤児の少年スコット(ノア バーネット)を一時的に引き取ることに…。『スコットと朝食を』は、「仮想」家族が根を下ろし、紆余曲折を経て本当の家族のような温かな姿となるストーリーを展開する現代版コメディー。
本作品は単なるコメディーでは終わらず、プロスポーツの世界における同性愛やゲイのヒーローを受けいれたがらない社会についても扱っている。ナショナルホッケーリーグ(NHL)は、『スコットと朝食を』に対して支持を表明し、作品中にNHLやトロントメープルリーフの名称やロゴを使用する権利を認めたのだ。
プロデューサーのポール・ブラウンは、こう語る。「画期的で面白く、それでいて重要なメッセージを伝えられるような映画を製作できてわくわくしているよ。マイケル・ダウニングのすばらしい小説をもとに、とても身近なストーリーに仕上げることができたと思う。新進気鋭の監督による11歳の女王をキャスティングに迎えたこの最新映画からはたくさんの楽しみが得られると思う。」(引用ここまで)
3人ともゲイではあるが、エリックとサムは傍から見れば完全なノーマル(スコットだけが明らかなオネエ)。ゲイらしい描写は全くなく、ラストにエリックとサムが軽く口づけするぐらいなので、同性愛が苦手という方でも楽しめると思う。男同士のキスを見て朗らかな気持ちにさせられるなんて、めったにないことだろう。
この映画の好きな所、テンポよく繰り出される笑い、分かりやすいストーリー、エリックとサムの軽快な会話、可愛い子供たち、など。他人とは違うことを全く気にしないスコットを見ていると、ほのぼのと優しい気持ちにさせられる。この映画に文句をつけるとしたら、観られる機会が限られているということぐらい。
2013/03/11
蒸発旅日記 (2003)
蒸発旅日記 (2003) ★
人生をあきらめたような男が、ありったけの金と時刻表だけをもってふらふらする話。ストーリー性はほとんどない。監督の山田勇男は寺山修司の美術スタッフとして活躍していたという。寺山修司といえば「トマトケチャップ皇帝」という映画が気になる。海外の映画サイトでもカルト的扱いをされていた。英題 “Emperor Tomato Ketchup”
この「蒸発旅日記」には、なんとも妖艶な美少年(七海遥)が出てくるのだが、登場するのはトータルで3分程度。しかし十分に存在感はあった。DVDのパッケージにも大きく載せられている。
映画自体は楽しめなかった。1時間は見たものの、それ以降は3~4倍速で再生するということに。
人生をあきらめたような男が、ありったけの金と時刻表だけをもってふらふらする話。ストーリー性はほとんどない。監督の山田勇男は寺山修司の美術スタッフとして活躍していたという。寺山修司といえば「トマトケチャップ皇帝」という映画が気になる。海外の映画サイトでもカルト的扱いをされていた。英題 “Emperor Tomato Ketchup”
この「蒸発旅日記」には、なんとも妖艶な美少年(七海遥)が出てくるのだが、登場するのはトータルで3分程度。しかし十分に存在感はあった。DVDのパッケージにも大きく載せられている。
映画自体は楽しめなかった。1時間は見たものの、それ以降は3~4倍速で再生するということに。
2013/02/22
ロード・トゥ・パーディション (2002)
Road to Perdition (2002) ★★★
トム・ハンクス主演のギャング映画。バイオレンスな場面はほとんどなく、トム・ハンクスの温厚な人柄(勝手なイメージ)を生かして父と息子の絆を上手く描いていると思った。同じギャングものでも、狂気じみたアル・パチーノの「スカーフェイス」とは違い、どちらかと言えば「ゴッド・ファーザー」のような、一族のドラマをしんみりと描いている。
妻と息子(二男)が殺され、残された夫のマイケル(トム・ハンクス)と長男のマイケルjr(タイラー・ホークリン)の距離は徐々に縮まっていく。息子に運転の仕方を教えたり、ペンキを塗り替えたり、楽しそうなシーンもあった。その光景は見ていてほのぼのしたが、家族を殺されるというひどい仕打ちを受けたのだから、笑っていられる余裕なんてないぐらいの怒りと憎しみを2人には持ってほしかった。やはりトム・ハンクスはいい人だった。アル・パチーノのトニー・モンタナのような「世界は俺のものだ!」ぐらいの勢いはない。「スカーフェイス」のほうが好きかな。
トム・ハンクス主演のギャング映画。バイオレンスな場面はほとんどなく、トム・ハンクスの温厚な人柄(勝手なイメージ)を生かして父と息子の絆を上手く描いていると思った。同じギャングものでも、狂気じみたアル・パチーノの「スカーフェイス」とは違い、どちらかと言えば「ゴッド・ファーザー」のような、一族のドラマをしんみりと描いている。
妻と息子(二男)が殺され、残された夫のマイケル(トム・ハンクス)と長男のマイケルjr(タイラー・ホークリン)の距離は徐々に縮まっていく。息子に運転の仕方を教えたり、ペンキを塗り替えたり、楽しそうなシーンもあった。その光景は見ていてほのぼのしたが、家族を殺されるというひどい仕打ちを受けたのだから、笑っていられる余裕なんてないぐらいの怒りと憎しみを2人には持ってほしかった。やはりトム・ハンクスはいい人だった。アル・パチーノのトニー・モンタナのような「世界は俺のものだ!」ぐらいの勢いはない。「スカーフェイス」のほうが好きかな。
2013/02/19
ジャック・ソード 選ばれし勇者 (2007)
Jacquou le croquant (2007) ★★★
レオ・ルグラン君がセクシーすぎて、映画を見るというか、レオ・ルグラン君を見るものになってしまった。映画の中で、役者があまりにもかっこよかったり、美少年だったり、可愛かったりすると、内容が食われてしまう。美形すぎても使いどころに困ってしまう。
意外とエグイシーンが多かった。冒頭では主人公のジャクーが可愛がっていた犬が、銃で撃たれて殺されてしまう。その死骸を他の犬が共食いするシーンまであった。ジャクーが街の子供たちに蹴られて鼻血を流していたり、空腹に耐えられず、ろうそくをかじったりするシーンなども。
嵐の夜、ジャクーは母親と抱きあって、冷えた体を暖めあいながら眠るのだが、彼は自分の着ている服を脱いで母親にかけ、自分は上半身裸で眠る。献身むなしく、朝になると母親は死んでしまう。ジャクーが硬直した母親の腕の中から抜け出そうとする場面が切なかった。
レオ・ルグラン君がセクシーすぎて、映画を見るというか、レオ・ルグラン君を見るものになってしまった。映画の中で、役者があまりにもかっこよかったり、美少年だったり、可愛かったりすると、内容が食われてしまう。美形すぎても使いどころに困ってしまう。
意外とエグイシーンが多かった。冒頭では主人公のジャクーが可愛がっていた犬が、銃で撃たれて殺されてしまう。その死骸を他の犬が共食いするシーンまであった。ジャクーが街の子供たちに蹴られて鼻血を流していたり、空腹に耐えられず、ろうそくをかじったりするシーンなども。
嵐の夜、ジャクーは母親と抱きあって、冷えた体を暖めあいながら眠るのだが、彼は自分の着ている服を脱いで母親にかけ、自分は上半身裸で眠る。献身むなしく、朝になると母親は死んでしまう。ジャクーが硬直した母親の腕の中から抜け出そうとする場面が切なかった。
2013/02/17
イノセント・ボイス (2004)
Voces inocentes (2004) ★★★★
中南米エルサルバドルの内戦を描いた戦争ドラマ。主役のチャバ(Carlos Padilla)の目が大きくてきらきらしていたのが印象的だった。子供たちが授業を受けている小学校で銃撃戦が始まってしまうほど危険な状況だった。みんなが机の下にもぐり込んで身をひそめる中で、チャバは割れた窓ガラス越しに大人たちの戦いを見つめる。
チャバは、銃を携えた兵士たちがうろつく町の中を、放送禁止となっている曲をラジオで聴きながらスキップしていく。それを見た神父さんが同じ曲を町じゅうに流す。
チャバのお母さんは、子供たちを守るために、時には厳しく叱りつける。チャバが、紙で作ったホタルを夜空に浮かべて遊んでいて、帰りが遅くなると、「お尻をホタルにしてあげるわ!」と言って、チャバのお尻を叩く。
実話に基づいているということなので、世界には無理矢理戦争に駆り出される子供たちがたくさんいるということを知った。しかし、そうはいっても映画なので、ドラマチックな仕上がりになっている。
中南米エルサルバドルの内戦を描いた戦争ドラマ。主役のチャバ(Carlos Padilla)の目が大きくてきらきらしていたのが印象的だった。子供たちが授業を受けている小学校で銃撃戦が始まってしまうほど危険な状況だった。みんなが机の下にもぐり込んで身をひそめる中で、チャバは割れた窓ガラス越しに大人たちの戦いを見つめる。
チャバは、銃を携えた兵士たちがうろつく町の中を、放送禁止となっている曲をラジオで聴きながらスキップしていく。それを見た神父さんが同じ曲を町じゅうに流す。
チャバのお母さんは、子供たちを守るために、時には厳しく叱りつける。チャバが、紙で作ったホタルを夜空に浮かべて遊んでいて、帰りが遅くなると、「お尻をホタルにしてあげるわ!」と言って、チャバのお尻を叩く。
実話に基づいているということなので、世界には無理矢理戦争に駆り出される子供たちがたくさんいるということを知った。しかし、そうはいっても映画なので、ドラマチックな仕上がりになっている。
2013/02/05
インベージョン (2007)
The Invasion (2007) ★★★
ニコール・キッドマン主演のSFスリラー。目的はジャクソン・ボンドくん。この映画とCSI:マイアミ4に出演している(後者はゲスト出演レベル) ニコール・キッドマンの次ぐらいに活躍していたので十分に満足した。
人類がウイルスに感染していくという話。「28日後」のように、あからさまなゾンビになるのではなく、感情を失ったロボットのようになる。なので街に出るときは自分が生身の人間だということがばれないように、無表情を装わなければならない。よくよく考えればおかしな話。
シリアスな話だったが、ジャクソン・ボンド君が映ると癒される。にこにこしていて可愛かった。「28日後」「アイ・アム・レジェンド」などの似たような映画には及ばないが、その分ジャクソン・ボンドくんが見れたので良しとしよう。
ニコール・キッドマン主演のSFスリラー。目的はジャクソン・ボンドくん。この映画とCSI:マイアミ4に出演している(後者はゲスト出演レベル) ニコール・キッドマンの次ぐらいに活躍していたので十分に満足した。
人類がウイルスに感染していくという話。「28日後」のように、あからさまなゾンビになるのではなく、感情を失ったロボットのようになる。なので街に出るときは自分が生身の人間だということがばれないように、無表情を装わなければならない。よくよく考えればおかしな話。
シリアスな話だったが、ジャクソン・ボンド君が映ると癒される。にこにこしていて可愛かった。「28日後」「アイ・アム・レジェンド」などの似たような映画には及ばないが、その分ジャクソン・ボンドくんが見れたので良しとしよう。
2013/02/03
ウルフハウンド 天空の門と魔法の鍵 (2007)
Volkodav iz roda Serykh Psov (2007) ★★★
24億円の費用をかけてつくられたというロシアの映画。本国では大ヒットしたらしいけど、全く知らなかった。この映画には「チーズケーキ」の美少年パーヴェル君が登場してくる。出番が少ないことは分かっていたけど、日本で公開されたパーヴェル君を見るにはこれしかない。
最初に画面に映ったのがパーヴェル君だったのでテンションが少し上がった。カツラをかぶっていたので、彼のブロンドサラサラヘアーは観ることが出来なかった。役柄、顔も汚れていた。冒頭7分で彼の出番は終わり。次の瞬間には、最強の戦士になって登場してくる。両親を殺されたウルフバウンドの復讐劇だった。「おぬし、名は?」「狼狩り(ウルフハウンド)さ」
本当に最強の戦士で、絶対負けない。パーヴェル君の出番も終わってしまったし、どうなることやらと思いながら見ていたけれど、主役のウルフハウンドが人情にあふれていてかっこよかったので楽しめた。
旅路の途中、一行は姫を守るという役目のもとで集められた仲間同士だったのだが、その中でもいろんな人間関係がある。ウルフバウンドが姫のお気に入りになると、それを妬む者も出てくる。社会に出ても、出世とか、いろいろ他人と競い合わなければならないのかなと思った。ちなみに、ロシアのこのようなファンタジーアドベンチャー映画に「ミオとミラミス 勇者の剣」というものもある。これにも美少年が出てきそう。
24億円の費用をかけてつくられたというロシアの映画。本国では大ヒットしたらしいけど、全く知らなかった。この映画には「チーズケーキ」の美少年パーヴェル君が登場してくる。出番が少ないことは分かっていたけど、日本で公開されたパーヴェル君を見るにはこれしかない。
最初に画面に映ったのがパーヴェル君だったのでテンションが少し上がった。カツラをかぶっていたので、彼のブロンドサラサラヘアーは観ることが出来なかった。役柄、顔も汚れていた。冒頭7分で彼の出番は終わり。次の瞬間には、最強の戦士になって登場してくる。両親を殺されたウルフバウンドの復讐劇だった。「おぬし、名は?」「狼狩り(ウルフハウンド)さ」
本当に最強の戦士で、絶対負けない。パーヴェル君の出番も終わってしまったし、どうなることやらと思いながら見ていたけれど、主役のウルフハウンドが人情にあふれていてかっこよかったので楽しめた。
旅路の途中、一行は姫を守るという役目のもとで集められた仲間同士だったのだが、その中でもいろんな人間関係がある。ウルフバウンドが姫のお気に入りになると、それを妬む者も出てくる。社会に出ても、出世とか、いろいろ他人と競い合わなければならないのかなと思った。ちなみに、ロシアのこのようなファンタジーアドベンチャー映画に「ミオとミラミス 勇者の剣」というものもある。これにも美少年が出てきそう。
2013/01/27
チャーリーとパパの飛行機 (2005)
L'avion (2005) ★★★★
昨日の夜は寝れなくて、ベッドの中で物思いにふけっていたら、この映画が見たくなった。最近見ている映画と言えば、暗いものばかりだったので、この「チャーリーとパパの飛行機」みたいな夢にあふれたファンタジーは心にしみた。
主役のチャーリーを演じたロメオ・ボツァリス(Roméo Botzaris)君が可愛かった。セリフが多いわけではなく、登場人物も最小限に抑えてあって、静かに話が進んでいく。今回は2度目の鑑賞。初めて見たのは数年前だけど、チャーリーが夜空を飛ぶシーンはずっと覚えていた。
軍人のグザビエは別に悪者というわけではなく、家族に危険が及ぶということで、チャーリーの飛行機を回収しようとしていたのだが、それにしてはひどいやられようだった。「調査し終わったら返すよ」と言っているのに、チャーリーと母親はまるでグザビエが悪者であるかのように、彼を避ける。可愛そうなグザビエは飛行機に首をやられ、コルセットのようなものを付けていた。
この映画に似ていると思うものに「ハッダーの世界」「パパにさよならできるまで」がある。かつてからちょこちょこつけていた映画メモによると、どちらも★5つ評価なので、父親と息子の関係を描いたものが好きなのかもしれない。「父、帰る」「チャンプ」とかも好きだしな。
昨日の夜は寝れなくて、ベッドの中で物思いにふけっていたら、この映画が見たくなった。最近見ている映画と言えば、暗いものばかりだったので、この「チャーリーとパパの飛行機」みたいな夢にあふれたファンタジーは心にしみた。
主役のチャーリーを演じたロメオ・ボツァリス(Roméo Botzaris)君が可愛かった。セリフが多いわけではなく、登場人物も最小限に抑えてあって、静かに話が進んでいく。今回は2度目の鑑賞。初めて見たのは数年前だけど、チャーリーが夜空を飛ぶシーンはずっと覚えていた。
軍人のグザビエは別に悪者というわけではなく、家族に危険が及ぶということで、チャーリーの飛行機を回収しようとしていたのだが、それにしてはひどいやられようだった。「調査し終わったら返すよ」と言っているのに、チャーリーと母親はまるでグザビエが悪者であるかのように、彼を避ける。可愛そうなグザビエは飛行機に首をやられ、コルセットのようなものを付けていた。
この映画に似ていると思うものに「ハッダーの世界」「パパにさよならできるまで」がある。かつてからちょこちょこつけていた映画メモによると、どちらも★5つ評価なので、父親と息子の関係を描いたものが好きなのかもしれない。「父、帰る」「チャンプ」とかも好きだしな。
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