「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセンが出演しているということで有名。ほんの一瞬、3分画面に映っていたかどうか、という程度だが、「ビョルン・アンドレセンがスクリーンデビューを飾っている」ということが必ず引き合いに出されている。
余興を楽しむ作品というか、どうでもいいようなことばかりが印象に残った。例えば、冒頭から、おじさんがカンフーの真似なのか、甲高い声を上げてうろちょろしている。それでしばらく見ていると、中指を鍵づめの形にして、くいっくいっと動かして、「女はこれで喜ぶんだ」と言う。あと、家の中に扉を取り付けようとしている日曜大工のシーンでは、ネジの向きが逆だ、とか、だらだらやっていて、完成してみると、左右が少しずれていたり…。ここらへんは、なかなか面白かった。
残念だったのは、主役のカップルの、男の子の方である。可愛げがないというか、不細工である(失礼)。相手の女の子がものすごい美少女なので、さらにつりあわない。不良少年で、バイクを乗り回し、若いのに町工場で働いていたりするのだが、「ターミネーター2」のエドワード・ファーロングや、「僕の小さな恋人たち」のマルタン・ロエブだったら良かったなと思った。
主役の2人。
真ん中がビョルン。
イケメン…
他の映画の不良少年。「ターミネーター2」エドワード・ファーロング。
「僕の小さな恋人たち」マルタン・ロエブ。
「スタンド・バイ・ミー」リヴァー・フェニックス。
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