レオナルド・ディカプリオが一番美しい時期の出演作だと思う。そんな彼が裸になってお尻を出したり、おじさんとキスしたり、セックスまでする。2人は仕事のパートナーとして一緒にいるのだが、ある時から愛が芽生えてきて…と言う感じである。
今でもかっこよくて活躍しているディカプリオだが、最近では「ジャンゴ 繋がれざる者」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」など、ちょっと狂った役が多い。この「太陽と月に背いて」を観終わると、彼はキャーキャー言われるアイドル的な俳優ではなくて、どんな役でも体当たりで演じる実力派(?)なのだと認識し直した。おじさんとキスするシーンや裸でじゃれあうシーンでも、どんなおかしなことでも活き活き演じている印象だった。出演当時は二十歳ぐらいだが、持前の童顔っぷりで設定の16歳でも全く違和感がなかった。
ランボー(Leonardo DiCaprio)は、がさつなふるまいからは想像もできないくらい詩を書く才能に長けていた。高僧に構えている先輩詩人たちに食ってかかる。偉そうに詩を朗読しているおじさんにおしっこをかける。ストーリーは二の次で、ランボーから目が離せなくなる映画だった。恋人のおじさんの手のひらにナイフを突き立てたてたり、逆に今度はおじさんがランボーの手のひらに銃弾を撃ちこんだり…よく分からない不思議な関係の二人だったが、愛し合っているようだった。
かわいい
返信削除もっとギリギリせめていいのに...。