最弱女子サッカーチームを優勝させるために、男の子のマシュー(Jonathan Brandis)が女装をして試合に紛れ込むという話。劇場公開時のタイトルは「恋のレディ&レディ?」で、ソフト化されたときに「恋のキック・オフ/警告(イエローカード)!女装プレイヤーは出場停止!」と変わっている。
万年ヒラ社員のチェスターは、社長の娘が所属している女子サッカーチーム「レディバグ」の監督を任される。今シーズン、優勝まで導くことが出来たら出世させてもらえるという条件付きだった。サッカーのことなど全く知らなかったチェスターはどうすればいいか分からず、付き合っている彼女の息子であるマシューをチームに入れてしまおうと考えた。女子のチームでプレーするなんて絶対嫌だというマシューだったが、メンバーの女の子に一目ぼれしてしまい、参加することを決める。運動神経抜群のマシューが入ったことで、チームは見事に勝ち進んでいく。
面白かったのは、チェスターとマシューが女物の洋服屋さんに出かけていく場面。男の子に女の子の服を買おうとしている様子を店員さんは変な目でみる。そして2人して試着室に入り、何やらごそごそしている。「そっとやって!痛いよ!」と言うマシュー、「今はキツいがじきにゆるくなってくるから我慢しろ」とチェスター。カーテンの向こうでおじさんが少年に女装させていやらしいことをしているように見せる思わせぶりなシーンだった。
あと、結局マシューが男の子だったということがばれて、落ち込んだチェスターがバーで飲み明かすというシーン。悩みがあったら打ち明けた方が楽になるぞと、バーテンダーが言う。それを受けてチェスターは正直に、「彼女の息子に女装させてプレーしたんだ」と言いうと、そっちの意味に取られてしまい、店から締め出されるのだった。
話しの設定では女装しているのはマシューだけだが、試合の様子を撮影するときには、結構男の子が女装してプレーしていたのではないかと思う。太った女の子がドリブルをするのだが、足元のアップになった時だけ、すらっとした足になって見事なボールさばき。また女の子の全身のショットになると、今みたいな細かなステップは踏めないだろというような太い脚に戻っている。オーバーヘッドキックでシュートを決める場面も、あんなこと女の子が出来るだろうか。実はみんなカツラをかぶった男の子だったのかもしれない。
マシュー(Jonathan Brandis)
「この子に合う服を探しているんだ」
「後ろのチャック閉めてよ」
女の子だということを忘れてボクシング。
全裸で泳ぐことになる。ピンチ。
行儀の悪い脚。
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