トムとトーマスの2人をアーロン・ジョンソン君が演じている。内容がどうのこうのの前に、この子がものすごく可愛い。今は結婚していて、アーロン・テイラー・ジョンソンと名前が変わっている。こんなに可愛い子がもう結婚しているのか、と10年前のこの映画を観ながらしみじみした。彼は、子役時代でお終いの俳優ではなく、最近の作品にも出演していて、「キック・アス」では主役級だった。さえないオタク青年を演じていて、ポルノを見ながらオナニーしていた。こんなに可愛い子が・・・と、ここでも寂しさを覚えた。
アーロン君の魅力たっぷりだった。表情やセリフの言い回しなど流石で、今でも活躍していることがうなずけた。映画初出演だということでますます才能を感じた。ただ、可愛い雰囲気の割には、人身売買がテーマとなっていて、意外とえぐい。麻酔を打たれて、動物たちと一緒に飛行機に乗せられる。トムの背中には、孤児院で打たれた鞭の痕が、痛々しく残っている。
トムとトーマスが出会う場面が良かった。一瞬で意気投合し、街をころころと駆け回っていく姿にはほのぼのした。それから誕生日パーティー。2人いることがばれてはいけないのでトーマスは宇宙服をかぶって出て行く。ラストもそうだが、ここもスリリングだった。
数年前に初めてこの映画を観たときは、子供向けなのかなと、あまり期待せずに見たが、思った以上に面白くて感動したことを覚えている。今回も間違いなく面白かった。お勧めできる一本。
アーロン・ジョンソンくん。
トムの痛みがトーマスにも。
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