久しぶりに青春時代のわくわくした感じを思い出させてくれた映画だった。
中学時代までのチャーリー(Logan Lerman)はさえない奴だった。勉強はできたものの友達はおらず、「壁の花」のような存在だった。しかしすんなりと高校デビューをやってのけ、パトリックとその妹のサムといった、楽しい仲間たちと過ごすようになる。
率直な感想としては、理想的過ぎる青春時代だと思った。チャーリーは成績もよく、好きな女の子もいて、友達の家でドラッグパーティーである。観ていて面白いのだが、共感できる部分はほとんどなかったように思う。チャーリーが女の子に、おすすめの曲を入れたカセットをプレゼントして喜んでもらっていたが、同じようにCDに曲を入れてプレゼントしたら逆効果だったことならある。
模試の結果一つで、すごく落ち込んだり、飛び跳ねて喜んでいたりしたが、自分も高校時代はあんな感じだった。ただ、大学を卒業しようとしている今になって考えてみると、高校の時の成績とか、もっというと、どこの大学に進学したとかいうことは、そんなに関係のないことだと素直に思える。
映画で観る外国の学生生活はほんとに楽しそうだ。誰かの家に大勢呼んで、音楽かけて、踊り明かすなんてことは、日本にはない習慣。外国ではドラッグは割と簡単に手に入るものなのか。すごく楽しそうにやっている。いけないことだけれど。
この映画に期待したことは、青春時代の楽しいことより、その時期特有の辛さとかの方だったのだが、はっきり言ってチャーリーが抱えているのはぜいたくな悩みばかり。この程度で苦しんでいるようでは、イケてる友達や可愛い彼女をつくるなんてことは初めからあきらめている人たちの立場がない。
初めはランチを一緒に食べる友達がいないので、彼氏と一緒にいるお姉ちゃんについていこうとする。
友達になるパトリック。
ホモシーンも。
子供の頃のチャーリー。
こんなふうなロマンチックなオレンジ色の明かりの場面がやたら多かった。
ちなみに子役だったころのローガン・ラーマン。A Painted House (2003)
この前、友人と渋谷まで行って観てきました・・・!パトリックのシーンでは思わず涙(´;ω;`)
返信削除ローガンくんがなんだかもう大人でびっくりしました(笑)
渋谷まで行ったんだ!あんこちゃんを一目見たかったなあw
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