パッケージの生首は、ファンド少年の父親。共産主義者だった彼は、妻に密告され、家族の目の前で連行されていったのである。「エル・トポ」のホドロフスキーと親交の深かったフェルナンド・アラバール監督による作品。自身の自伝的小説「虐殺の讃歌」を自らの手で映画化。
何を書けばいいかわからない映画だが、1時間半集中して観ていた。こういうアート的な映像は合わない場合は退屈極まりないが、怖いもの見たさからかそうはならなかった。
ストーリーとは直接関係のないショッキングな映像が大部分を占める。グロテスクで残酷な夢。ファンド少年の目には世界はあのように映っていたのかもしれない。
観ているだけでも痛いような映像の数々だった。その土地の文化や習慣なのだろうか、頭皮を剃刀で削って血を吸いだす儀式(?)や、針で作った輪をファンド少年の太ももに血がにじむほど食い込ませたり、母親に股間を思いっきり握られたり(そのときのファンド少年の悲鳴!)。豚の喉を切ると、血がどばどばと流れ出てくる。相当熱があるようで一面に湯気が立っていた。あんなのは初めて見たが、いつも豚肉を食べているということは、誰かがあのように豚を解体しているのだろう。そう思うとすごい。
今まで観た映画の中で一番ぐらいにグロテスクだったので苦手な方は見ないほうが良いと思う(これホント)。ホラー映画などのわざとらしいグロさとは違って生々しい。
Mahdi Chaouch 可愛い
死んだおじいちゃんをぺろぺろ。
このときの悲鳴・・・
太もも。食い込まされる。
ドキュメンタリーのように内臓まで映される。
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