いろいろと問題になった作品で、日本でもDVDが販売されたあとに、すぐに回収処分になった。ちなみに原題のMaladolescenzaは、Malad(病んだ)と Adolescenza(思春期)の合成語とのこと。
ひどい映画だった。少女の露出もそうだが、それよりいじめの描写の方がひどい。真似すると悪いから子供には絶対見せちゃだめ。少年ファブリツィオ(Martin Loeb)は、少女ラウラを無理やり木に縛り付け、体に蛇をまとわりつかせるのである。泣き叫ぶラウラを、面白がって見ている。パンツも丸見え。中盤からは、少女シルヴィアも加わって、2人してラウラをいじめるのだった。シルヴィアは、完全にロリ顔(人形のような。画像3)で、好きな人は好きなのかもしれない。VHSを視聴したが、陰部にはもちろんモザイクがかかっていた。ファブリツィオとシルヴィアが全裸になって絡む場面では、画面いっぱいにモザイクがかけられていて、映画を見ているんだよね?とふと思った。
ファブリツィオを演じたマルタン・ロエブの出演作に、「ぼくの小さな恋人たち」がある。この作品は気に入っていて、マルタン・ロエブも美少年だったが、この「思春の森」では、性格も憎たらしいし、見た目も野暮ったかった。ただ、細い上半身についた筋肉は良かった。
「罪深き天使たち」や「子供たちの城」、「蠅の王」のように、子供の残酷な一面を上手く表現している数少ない作品だとは思うが、観ていて楽しくはない。もう一つ、映画の内容とは全く関係ないが、例のツ*ヤではこの作品をなぜか発掘良品扱いにしていて、通常の旧作の4倍の料金を取られた。(一週間100円→380円)これが「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」だとは思えないが。
Martin Loeb 「ぼくの小さな恋人たち」のあの美少年が…
Lara Wendel
Eva Ionesco ザ・ロリ。
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