Král sokolu (2000) ★★★★★
主演はブラノ・ホリチェク(Brano Holícek)君。可愛いとかっこいいを兼ね備えた王子様のような美少年。この映画では、動物を愛し、思い通りに操ることのできるトーマス少年を演じている。
小高い丘に位置する農場で育ったトーマスは、山頂にそびえる城に住むフェルミナ姫と、ひょんなことから知り合うようになる。城内での馬の暴走によってトーマスはその時泥だらけだったが、フェルミナ姫にダンスエスコートされ、すっかり彼女に惚れてしまうのだった。しかし、フェルミナ姫にはフィアンセのオストリクがいた。そのことを知ったトーマスは、草原の中にうずくまり、涙を流す。それでもトーマスはひがむことなくフェルミナとオストリクを結びつける愛のキューピット役をこなす。
トーマスは動物を操る能力を使って人々を困惑させる。獲物を捕らえるように調教された犬を役立たずにしてしまったり、相手の服の中をネズミに這いまわさせたり。どの場面もコミカルに描いていて可愛らしかった。
トーマスの着ている服のサイズが体格より大きめで、ちらちらと肩や胸元がはだけていた。首筋から鎖骨にかけてのラインがとても綺麗で見とれてしまうほどだった。城に出向いた時に受け取った高貴な服を着ることによって、ブラノ君の姿はイメージ通りの「王子様」となった。泥だらけになるシーンでは、いくら汚れていても、美しい上品な顔立ちは損なわれないことを実感した。映画の内容よりブラノ君のブロンドの髪、緑色の目や表情ばかりに気を取られた。寝るときには上半身裸になるのだが、お腹まわりなどは少しぽっちゃり気味だった。野宿する際も上半身裸になっていた。起き上がってそのまま水浴びする場面では本当に寒そうにしている様子が伝わってきた。
2013/04/12
2013/04/07
おもいでの夏 (1971)
Summer of '42 (1971) ★★★★
ニューイングランドの沖合いに浮かぶ美しい島を舞台に思春期の男子3人組をノスタルジックに描く。笑える場面も多いが、ぎりぎりのところでコメディではない作品だと思う。
むさくるしい男子3人組による馬鹿な行動は、見ていてこっちまで恥ずかしくなった。自分も経験したようなことでもあって、映画の最中に恥ずかしいエピソードを思い出したりした。ちょっとした大人だったら口にしそうにないことばかりを主役の男子たちが言っていて笑ってしまう。「家族と暮らしているの?」と聞かれると、「はい。でも僕は僕だけでやってます」などは笑いのツボにはまった。
女の子を映画に誘って隣同士座るのだが、男たちはおっぱいを触ることしか頭にない。あまりにしつこいので、下腹部にパンチをもらっていた。それでもあきらめず、映画が終わって女の子と別れると、「11分もおっぱいに触っていたぜ」と、お互いに功績(?)を自慢しあう。11分という具体的な数字をあげるところなど笑える。結局、「おっぱいじゃなくて、腕だったぞ」と相棒から指摘され、ふてくされるのだった。
薬局にコンドームを買いに行く場面など、あまりに馬鹿すぎてヤラセ感が出てしまっていた(それでも面白かった)。自分が中学の時に部活の先輩から「コンドームはお守りになるから財布の中に入れておけ」と教えられたが、この映画でもコンドームのことを「ラッキーチャーム」と表現していて、40年前のアメリカでも同じだったのだなと思っておかしくなった。
突っ込みどころ満載で、ずっと笑っていられるような内容だったが、ラストはしんみりとする。近所のお姉さんとベッドを共にするときなど、今までの馬鹿さがいきなり吹っ飛んで、真面目で哀愁漂う表情を浮かべていた。話をまとめてきたのかもしれないが、その場面では退屈した。
ニューイングランドの沖合いに浮かぶ美しい島を舞台に思春期の男子3人組をノスタルジックに描く。笑える場面も多いが、ぎりぎりのところでコメディではない作品だと思う。
むさくるしい男子3人組による馬鹿な行動は、見ていてこっちまで恥ずかしくなった。自分も経験したようなことでもあって、映画の最中に恥ずかしいエピソードを思い出したりした。ちょっとした大人だったら口にしそうにないことばかりを主役の男子たちが言っていて笑ってしまう。「家族と暮らしているの?」と聞かれると、「はい。でも僕は僕だけでやってます」などは笑いのツボにはまった。
女の子を映画に誘って隣同士座るのだが、男たちはおっぱいを触ることしか頭にない。あまりにしつこいので、下腹部にパンチをもらっていた。それでもあきらめず、映画が終わって女の子と別れると、「11分もおっぱいに触っていたぜ」と、お互いに功績(?)を自慢しあう。11分という具体的な数字をあげるところなど笑える。結局、「おっぱいじゃなくて、腕だったぞ」と相棒から指摘され、ふてくされるのだった。
薬局にコンドームを買いに行く場面など、あまりに馬鹿すぎてヤラセ感が出てしまっていた(それでも面白かった)。自分が中学の時に部活の先輩から「コンドームはお守りになるから財布の中に入れておけ」と教えられたが、この映画でもコンドームのことを「ラッキーチャーム」と表現していて、40年前のアメリカでも同じだったのだなと思っておかしくなった。
突っ込みどころ満載で、ずっと笑っていられるような内容だったが、ラストはしんみりとする。近所のお姉さんとベッドを共にするときなど、今までの馬鹿さがいきなり吹っ飛んで、真面目で哀愁漂う表情を浮かべていた。話をまとめてきたのかもしれないが、その場面では退屈した。
2013/04/06
瞳は静かに (2009)
Andrés no quiere dormir la siesta (2009) ★★★★★
1970年代のアルゼンチンを舞台にしたサスペンス。主役を演じたコンラッド・バレンスエラ(Conrado Valenzuela)君を見るための映画と言って良いと思う。彼でなければおそらく退屈していた。映画予告に「アンドレスの深い瞳はアナ・トレントの子供時代を思わせる。」という文句がつけられていたが本当にその通り。「思わせる」というより、単純にコンラッド君の見た目が子役時代のアナ・トレントと似ている。「ミツバチのささやき」を意識したようなショットもあった。
とにかく、場面によって変化していくアンドレスの表情は見逃せない。髪型や服装などにもこだわりを感じた。ちらっと見せる大人っぽい表情の割には年齢が低く、彼の全身が収まるショットでは、顔つきと体型のギャップに違和感を覚えることもあった。幼児体型というのか、丸っこくて愛くるしい。美少年を表現する際の「女の子と見間違うほどの…」という言い回しは、アンドレスのことを言うのにぴったりの表現である。
アンドレスの学校の友だち、脇役の男の子たちも、特に可愛い子を選んでいるのだと思う。そんな子供たちがはしゃぐ空地の中でも、アンドレスは特に際立っていた。短い半ズボン、ビー玉遊び、運動靴を素足で履くところなど、時代を感じる。
物事がはっきり説明されず、注意深くストーリーを追う必要があったりと、サスペンスらしい作品だった。アンドレスの母親が事故で亡くなってからというもの、周りの大人の言うことなすことが不気味だった。理解できない表情の変化であったり、隣人との目配せ、探り探りしたぎこちない会話など。アンドレス自身も、母親が死んだという実感が湧いていなかったのか、嘆いている様子はほとんどなかった。
先ほど見終わったばかりだが、正直理解できないことが多い(特に答えはないのかもしれないが)。最初にも述べたが、コンラッド君が魅力を振りまいてくれていなければ、ちゃんとしたレビューを書ける状態ではない。ただ作品自体の完成度としてはいまいちな印象ではある。
1970年代のアルゼンチンを舞台にしたサスペンス。主役を演じたコンラッド・バレンスエラ(Conrado Valenzuela)君を見るための映画と言って良いと思う。彼でなければおそらく退屈していた。映画予告に「アンドレスの深い瞳はアナ・トレントの子供時代を思わせる。」という文句がつけられていたが本当にその通り。「思わせる」というより、単純にコンラッド君の見た目が子役時代のアナ・トレントと似ている。「ミツバチのささやき」を意識したようなショットもあった。
とにかく、場面によって変化していくアンドレスの表情は見逃せない。髪型や服装などにもこだわりを感じた。ちらっと見せる大人っぽい表情の割には年齢が低く、彼の全身が収まるショットでは、顔つきと体型のギャップに違和感を覚えることもあった。幼児体型というのか、丸っこくて愛くるしい。美少年を表現する際の「女の子と見間違うほどの…」という言い回しは、アンドレスのことを言うのにぴったりの表現である。
アンドレスの学校の友だち、脇役の男の子たちも、特に可愛い子を選んでいるのだと思う。そんな子供たちがはしゃぐ空地の中でも、アンドレスは特に際立っていた。短い半ズボン、ビー玉遊び、運動靴を素足で履くところなど、時代を感じる。
物事がはっきり説明されず、注意深くストーリーを追う必要があったりと、サスペンスらしい作品だった。アンドレスの母親が事故で亡くなってからというもの、周りの大人の言うことなすことが不気味だった。理解できない表情の変化であったり、隣人との目配せ、探り探りしたぎこちない会話など。アンドレス自身も、母親が死んだという実感が湧いていなかったのか、嘆いている様子はほとんどなかった。
先ほど見終わったばかりだが、正直理解できないことが多い(特に答えはないのかもしれないが)。最初にも述べたが、コンラッド君が魅力を振りまいてくれていなければ、ちゃんとしたレビューを書ける状態ではない。ただ作品自体の完成度としてはいまいちな印象ではある。
2013/04/05
少年と自転車 (2011)
Le gamin au vélo (2011) ★★★★★
「少年と自転車」というタイトルからは、話の内容が全く見えてこない。想像していたものとはだいぶ異なっていた。ここ最近で鑑賞したフランス映画、「君と歩く世界」「遥かな町」と、テンポであったり、雰囲気などが似ている。基本的にどれも暗い。この感じがフランス映画の特徴なのかな。
じっくりと、全編にわたってシリル(Thomas Doret)のことを描いていた。彼は無責任な親のせいでホームでの生活を余儀なくされている不幸な少年だった。散髪屋のサマンサだけが彼を受け入れ、最後まで裏切らない。好感のもてる女性だった。
先のことが予測しづらい内容だった。開始30分ほどでシリルと父親は再会を果たすのだが、「会いに来るな、連絡もしてくるな」と父親はシリルを拒絶する。その時点で、これ以上父子の関係が改善されることはないのだと思った。見ている側に残されているものというか、シリルにとっての希望としては、面倒を見てくれるサマンサの存在と自転車だけ。そんな大事な自転車も、何度か盗まれる(鍵をかけとけばいいのにと思った)。自転車泥棒を全力で追いかけていくシリルの姿を見ていて、「駆ける少年」のアミルを思い出した。
シリルはギャングのリーダー格の男に見込まれ、良くされるが、男の目的は何なのだろうと思った。ゲイなのかなとも思った(こんな風に考えてしまうのです)。ギャングたちに仲よくしてもらえれば、シリルも少しは孤独を感じずに済むし、それでもいいかなと思ったが、やはり利用されていただけであった。犯罪に加担させられ、警察に追われる。
最後のシーンまでどうなるか分からなくて、引き付けられた。木から落ちたシリルが、起き上がるかそうでないかで、まあハッピーエンド、もしくは超バッドエンドのどちらにでも運ぶことが出来たと思う。
「少年と自転車」というタイトルからは、話の内容が全く見えてこない。想像していたものとはだいぶ異なっていた。ここ最近で鑑賞したフランス映画、「君と歩く世界」「遥かな町」と、テンポであったり、雰囲気などが似ている。基本的にどれも暗い。この感じがフランス映画の特徴なのかな。
じっくりと、全編にわたってシリル(Thomas Doret)のことを描いていた。彼は無責任な親のせいでホームでの生活を余儀なくされている不幸な少年だった。散髪屋のサマンサだけが彼を受け入れ、最後まで裏切らない。好感のもてる女性だった。
先のことが予測しづらい内容だった。開始30分ほどでシリルと父親は再会を果たすのだが、「会いに来るな、連絡もしてくるな」と父親はシリルを拒絶する。その時点で、これ以上父子の関係が改善されることはないのだと思った。見ている側に残されているものというか、シリルにとっての希望としては、面倒を見てくれるサマンサの存在と自転車だけ。そんな大事な自転車も、何度か盗まれる(鍵をかけとけばいいのにと思った)。自転車泥棒を全力で追いかけていくシリルの姿を見ていて、「駆ける少年」のアミルを思い出した。
シリルはギャングのリーダー格の男に見込まれ、良くされるが、男の目的は何なのだろうと思った。ゲイなのかなとも思った(こんな風に考えてしまうのです)。ギャングたちに仲よくしてもらえれば、シリルも少しは孤独を感じずに済むし、それでもいいかなと思ったが、やはり利用されていただけであった。犯罪に加担させられ、警察に追われる。
最後のシーンまでどうなるか分からなくて、引き付けられた。木から落ちたシリルが、起き上がるかそうでないかで、まあハッピーエンド、もしくは超バッドエンドのどちらにでも運ぶことが出来たと思う。
2013/04/04
ティーンエイジ・パパラッチ (2010)
Teenage Paparazzo (2010) ★★★★
13歳のパパラッチ、オースティンを追ったドキュメンタリー映画。深夜の3時でもパパラッチ仲間からセレブたちの出現情報を聞きつければ、大きなカメラを抱えて全速力。何かに夢中になっている少年は見ていて楽しい。「ハリウッドをスケボーで滑る彼の姿はスピルバーグ映画そのもの」という言葉があったが、オースティンを見ていて受けるイメージはまさにそんな感じ。
オースティンを追いながら、現代の若者の抱える問題に迫った映画でもあった。納得させられることが多く、危機感を覚えた。今のうちに何度か見直して良く考えてみたい。オースティンは自分がテーマのこの映画を50回見たらしい。
中学生を対象にしたアンケートの話も興味深かった。「将来何になりたいか」という問いに、大企業の代表取締役、大学の総長など、かなり良い選択肢がある中で、一番多かったのは42%もの生徒が選んだ「セレブの助手」だったらしい。そういえば自分が幼稚園児ぐらいのころ、将来何になりたいかとよく聞かれた。適当にパン屋さんと答えていたが、想像もつかず、本当になりたいとは思っていなかった。そんな感じかもしれない。今もそうだが。
最終的に、話はオースティンにパパラッチをやめさせようという流れになる。たしかにイメージの悪い仕事ではあるが、需要はあるし、本人さえよければそのまま精一杯続けていけば良いのではないかと思った。
オースティンはテレビで取り上げられ、女の子の間でも人気者になるのだが「可愛いわね」と言われると、照れた感じで「テンキュー」と答えるところが可愛かった。
13歳のパパラッチ、オースティンを追ったドキュメンタリー映画。深夜の3時でもパパラッチ仲間からセレブたちの出現情報を聞きつければ、大きなカメラを抱えて全速力。何かに夢中になっている少年は見ていて楽しい。「ハリウッドをスケボーで滑る彼の姿はスピルバーグ映画そのもの」という言葉があったが、オースティンを見ていて受けるイメージはまさにそんな感じ。
オースティンを追いながら、現代の若者の抱える問題に迫った映画でもあった。納得させられることが多く、危機感を覚えた。今のうちに何度か見直して良く考えてみたい。オースティンは自分がテーマのこの映画を50回見たらしい。
中学生を対象にしたアンケートの話も興味深かった。「将来何になりたいか」という問いに、大企業の代表取締役、大学の総長など、かなり良い選択肢がある中で、一番多かったのは42%もの生徒が選んだ「セレブの助手」だったらしい。そういえば自分が幼稚園児ぐらいのころ、将来何になりたいかとよく聞かれた。適当にパン屋さんと答えていたが、想像もつかず、本当になりたいとは思っていなかった。そんな感じかもしれない。今もそうだが。
最終的に、話はオースティンにパパラッチをやめさせようという流れになる。たしかにイメージの悪い仕事ではあるが、需要はあるし、本人さえよければそのまま精一杯続けていけば良いのではないかと思った。
オースティンはテレビで取り上げられ、女の子の間でも人気者になるのだが「可愛いわね」と言われると、照れた感じで「テンキュー」と答えるところが可愛かった。
2013/04/03
遥かな町へ (2010)
Quartier lointain (2010) ★★★★
いつも取り上げている少年たちより年齢は高めだが、超絶美少年レオ・ルグラン(Léo Legrand)君の最新作ということで。
日本の漫画家、谷口ジローの「遥かな町へ」が原作。フランスで、レオ・ルグラン君をキャスティングし、おしゃれに実写化されたものである。
主役は元々おじいちゃんで、タイムスリップ後の若い彼を演じたのが、レオ・ルグランである。未来から来た彼は時々おかしなことを言い、周りをキョトンとさせる。両親に再び会えたことに感動し、やたらといたわる様に接するのだが、突然の息子のそんな態度に、訝しげな表情を浮かべる父と母であった。
かつて恋心を寄せた幼馴染の女の子といいムードになり、キスを迫られるが、「君はまだ15歳だ。」と言い、受け入れない。体は若返っても、精神的には追いついていないという場面もあった。
前に、レオ君出演の「ジャックソード…」を見たときは、話の内容は二の次だった。レオ君見れればそれでよかった。しかし「遥かな町へ」は、脚本も良かったのか、美しいフランスの建物、通りの色彩、配役、など上手く融合し、見事な雰囲気を作り出していたと思う。成長したレオ君は、顔の角度やシーンによって、幼く見えたり、大人っぽく見えたりした。声は高かったので、声変わり前の撮影だったのだと思う。小さい頃と変わらないのは、なんともいえないあの眼差し。そういえば、水着の下でのもっこり反応は、実際のレオ君の・・・?
いつも取り上げている少年たちより年齢は高めだが、超絶美少年レオ・ルグラン(Léo Legrand)君の最新作ということで。
日本の漫画家、谷口ジローの「遥かな町へ」が原作。フランスで、レオ・ルグラン君をキャスティングし、おしゃれに実写化されたものである。
主役は元々おじいちゃんで、タイムスリップ後の若い彼を演じたのが、レオ・ルグランである。未来から来た彼は時々おかしなことを言い、周りをキョトンとさせる。両親に再び会えたことに感動し、やたらといたわる様に接するのだが、突然の息子のそんな態度に、訝しげな表情を浮かべる父と母であった。
かつて恋心を寄せた幼馴染の女の子といいムードになり、キスを迫られるが、「君はまだ15歳だ。」と言い、受け入れない。体は若返っても、精神的には追いついていないという場面もあった。
前に、レオ君出演の「ジャックソード…」を見たときは、話の内容は二の次だった。レオ君見れればそれでよかった。しかし「遥かな町へ」は、脚本も良かったのか、美しいフランスの建物、通りの色彩、配役、など上手く融合し、見事な雰囲気を作り出していたと思う。成長したレオ君は、顔の角度やシーンによって、幼く見えたり、大人っぽく見えたりした。声は高かったので、声変わり前の撮影だったのだと思う。小さい頃と変わらないのは、なんともいえないあの眼差し。そういえば、水着の下でのもっこり反応は、実際のレオ君の・・・?
2013/04/01
妖精たちの森 (1971)
The Nightcomers (1971) ★★★★
舞台は20世紀初頭のイギリス、田園風景の中にそびえる大邸宅。のどかな草木、空の色、クラシックな建物、服装など、眺めているだけで満足する映像の美しさだった。邦題の意味する妖精たちとは、幼いマイルズ(Christopher Ellis)とフローラ姉弟のこと。どちらも美男美女ときていて、ストーリー以上に視覚から得るものが大きかった。
特にマイルズ。風貌もそうだが、話し方や表情など、とても上品。心もピュアで、それゆえに、見たものをそのまま吸収していく。ただ、大人の悪い部分だけを吸収し、自分のものにしていくのだった。
天使のような2人だが、涼しい顔でひどいことをする見た目とのギャップが魅力的だった。セックスというものを目撃したマイルズは、姉を相手に見よう見まねで実践する。姉をロープで縛り、鞭を打ち、「約束したろ、愛のエクスタシーを味わうって」というような、SMビデオさながらのセリフを飛ばす。二人の声を聞きつけた使用人が「何をしているの!?」と問い詰めると、マイルズは「じゃあ正直に言うからね。セックスしてたんだ」と、さらっと返答する。
突拍子のない展開を迎えて、多少興ざめはしたものの、マイルズを観ることのできるこの映画の価値は高い。
舞台は20世紀初頭のイギリス、田園風景の中にそびえる大邸宅。のどかな草木、空の色、クラシックな建物、服装など、眺めているだけで満足する映像の美しさだった。邦題の意味する妖精たちとは、幼いマイルズ(Christopher Ellis)とフローラ姉弟のこと。どちらも美男美女ときていて、ストーリー以上に視覚から得るものが大きかった。
特にマイルズ。風貌もそうだが、話し方や表情など、とても上品。心もピュアで、それゆえに、見たものをそのまま吸収していく。ただ、大人の悪い部分だけを吸収し、自分のものにしていくのだった。
天使のような2人だが、涼しい顔でひどいことをする見た目とのギャップが魅力的だった。セックスというものを目撃したマイルズは、姉を相手に見よう見まねで実践する。姉をロープで縛り、鞭を打ち、「約束したろ、愛のエクスタシーを味わうって」というような、SMビデオさながらのセリフを飛ばす。二人の声を聞きつけた使用人が「何をしているの!?」と問い詰めると、マイルズは「じゃあ正直に言うからね。セックスしてたんだ」と、さらっと返答する。
突拍子のない展開を迎えて、多少興ざめはしたものの、マイルズを観ることのできるこの映画の価値は高い。
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