交通事故で死んだアンナと、死者と会話のできる葬儀屋による死後の世界。葬儀屋と同じ能力を持つジャック少年をチャンドラー・カンタベリー君が演じている。出番は多くない。
アンナ(クリスティーナ・リッチ)がヌードになったり、血だらけになったりと、耽美的な映像が多かった。死んでしまったことを認めたくないアンナだったが、葬儀屋から「すがるほどの人生だったか」「死んでいたも同然だろ」など、きついことを言われ、納得させられる部分も。葬儀屋は他にも「死が怖いと言いながら、本当は人生に怯えている。」など印象的なことを言っていた。アンナは、「死んで良かった」とつぶやき、穏やかに自分の葬式を迎える。しかし最後まで、もしかしたら、と思わせられるようになっていた。
葬儀屋は地下で、事故などでひどく傷ついた死体を、生前のように整えていくのだが、例えば口を閉じさせるために内側から針で縫ったりして、実際にあんな風にやっているのかなと思った。人形のようだった。
チャンドラー君。ニコラス・ケイジの「ノウイング」の子。
いじめられっこ。
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