アニメと特撮が合わさったような映画だった。CGもいいけどこういうのもいい。この映画を見て、そういえばチェコのアニメは日本でも人気があるらしいけど、こういう映画がチェコにあったからこそアニメが発達したのかなと思った。大人がはまるアニメらしい。1989年に社会体制が崩壊するまでのチェコスロバキアでは、著作権の関係でチェコ独自の映画ポスターが制作されていたらしい。「チェコ 映画ポスター」で検索すると変わったデザインのポスター画像がたくさん見つかった。
色の変化が斬新だった。人が死んだりするような恐ろしい場面では画面が赤くなったり、飛行船が嵐に巻き込まれるときには青くなったりしていた。5人の少年が当時の最先端技術を駆使してつくられたという飛行船を盗んで空を旅するのだが、少年たちによる空の旅ではなくて、どちらかというと町の大人たちの騒ぎようが話の中心だった。ただ、飛行船が島に墜落してからは、少年たちメインのファンタジーのようになる。せっかくネロ船長の潜水艦に招かれたのに、どうして少年は抜け出てしまったのかわからなかった。
飛行船。
嵐の中、乗るところがなくなる。
墜落した島で、飛行機をつくる。
間抜けな海賊たち。
驚くようなシーンでは赤い画面。
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