「ペレ」のピレ・アウグスト監督の映画。スタンド・バイ・ミーとほぼ同じ時期に作られた映画でテーマも少年たちが結束する話で似ている。でも少年のグループの人間模様は対照的。スタンド・バイ・ミーの4人は結局のところは楽しそうだった。でも「子供たちの城」の3人は、本当は付き合いたくない同士というか、一緒にいればいるほど3人ともが不幸になっていくようだった。スタンド・バイ・ミーの4人のうちの太っていてどんくさいキャラだったバーンのようなムーレという少年が出てくるが、彼は虫を食べさせられたり、ペットの小鳥を殺されたりと、言うことを聞かなかったことに対して相当な仕打ちを受ける。そんな姿を見ていたビヨンは、内心やりすぎだろと思ってはいても言い出せなくて、見て見ぬふり。ムーレを苛める奴が悪いんじゃないかと思われるかもしれないけど、そんなリーダー格のスティンも、家の事情のせいで情緒不安定になっているようだった。そうなるのなら最初から付き合わなければよかったのに、3人は殴り合って血だらけになる。そして何の救いもなく終わる。嫌いなわけではないけれど不快になる映画だった。女の子に会う前に勃起してしまったビヨンがそれを抑えようと、必死に意識をそらそうとしたり、水をかけたり、いろいろ試すシーンが面白かった。
左からビヨン(Adam Tønsberg)、スティン(Peter Reichhardt)、ムーレ(Morten Hoff)。
ビヨンはイケメン。
ムーレはどんくさいキャラ?
初めは一緒にエロ本見るほど仲がいい。
弟だけは可愛くて助かった。
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