突拍子のない展開が続いたけれど、なかなか味があって面白い映画だった。ビーチに住む母とミシェル(兄)とアルマンド(弟)のところにカルロスという男がやってきて、母親とカルロスは恋に落ちる。それに嫉妬するミシェル。
母親(エレーナ)とカルロスが絡みあうシーンが多かった。水中で酸素ボンベを担いだ状態でも抱きあう。いちゃいちゃする2人をミシェルは如何わしい表情で眺める。あまりのショックに時には気絶することも。
海で捕まえたタコを見ながら、ミシェルとアルマンドは、「気持ち悪い!まるでカルロスみたいだ!」とふざけあう。夜中、そのタコをカルロスのベッドの中に忍ばせる。そういえば「罪深き天使たち」では、タコの代わりに血まみれのカラスの死体だった。とんでもない悪戯だ。ミシェルとアルマンドが拳銃を見つけたところから、その後の展開に緊張感が生まれる。
話はそれるが、この映画の人たちみたいに、いつでも薄着でいられる所に住んでみたい。肌の色も健康的だったし、解放的だった。
ミシェル。
カルロスに溺死させられそうになる。
黙って銃を差し出す弟のアルマンド。
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