アンドリヤは湖の安全を守る救助員。しかし溺れる人が全くいなくて救助員らしいことをしたことがなかった。そんな彼と、ナチから逃れてきたアニと息子のダニー(Nitzan Sharron)が一緒に暮らす話。アンドリヤは、ダニーがわざと溺れたふりをしているのを分かっていながら救助しに行き、自分が溺れてしまうほど情けなかった。
噂では湖には巨大なナマズがいるらしかった。湖に浮かんだ船の上には裸の女が寝そべっている。男の子たちは裸の女が気になる。その女は裸のまま、ドイツ軍に銃を撃たれて死んでしまう。
便宜のためにアンドリヤとアニは形式的に結婚することになるのだが、ダニーはアンドリヤが父親になるのが嫌で、はっきり「いやだ!」と言う。そんな風に言われてしまうアンドリヤが面白くてよかった。初めて溺れていた人を助けたかと思うと、運の悪いことにそれがドイツ兵で、仲間たちから「売国奴」と言われる。少年が活躍する映画とは言えない。
ダニー。
のどかな湖。
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