中南米エルサルバドルの内戦を描いた戦争ドラマ。主役のチャバ(Carlos Padilla)の目が大きくてきらきらしていたのが印象的だった。子供たちが授業を受けている小学校で銃撃戦が始まってしまうほど危険な状況だった。みんなが机の下にもぐり込んで身をひそめる中で、チャバは割れた窓ガラス越しに大人たちの戦いを見つめる。
チャバは、銃を携えた兵士たちがうろつく町の中を、放送禁止となっている曲をラジオで聴きながらスキップしていく。それを見た神父さんが同じ曲を町じゅうに流す。
チャバのお母さんは、子供たちを守るために、時には厳しく叱りつける。チャバが、紙で作ったホタルを夜空に浮かべて遊んでいて、帰りが遅くなると、「お尻をホタルにしてあげるわ!」と言って、チャバのお尻を叩く。
実話に基づいているということなので、世界には無理矢理戦争に駆り出される子供たちがたくさんいるということを知った。しかし、そうはいっても映画なので、ドラマチックな仕上がりになっている。
チャバ。
運転手の仕事を手伝ったり。
弟。
恋もあり。
兵士になったかつての友だちと出会うなんてことも。
たくましくなっていく。
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