トム・ハンクス主演のギャング映画。バイオレンスな場面はほとんどなく、トム・ハンクスの温厚な人柄(勝手なイメージ)を生かして父と息子の絆を上手く描いていると思った。同じギャングものでも、狂気じみたアル・パチーノの「スカーフェイス」とは違い、どちらかと言えば「ゴッド・ファーザー」のような、一族のドラマをしんみりと描いている。
妻と息子(二男)が殺され、残された夫のマイケル(トム・ハンクス)と長男のマイケルjr(タイラー・ホークリン)の距離は徐々に縮まっていく。息子に運転の仕方を教えたり、ペンキを塗り替えたり、楽しそうなシーンもあった。その光景は見ていてほのぼのしたが、家族を殺されるというひどい仕打ちを受けたのだから、笑っていられる余裕なんてないぐらいの怒りと憎しみを2人には持ってほしかった。やはりトム・ハンクスはいい人だった。アル・パチーノのトニー・モンタナのような「世界は俺のものだ!」ぐらいの勢いはない。「スカーフェイス」のほうが好きかな。
エドワード・ファーロングに見えなくもない。
弟。のちにここで話しかけている男に殺される。
「もう喧嘩はしません」を書かされる。
家族が殺された現場。かるくホラー。
哀愁漂う。こういうところに行ってみたい。
親子の後姿。
ぎゅ。
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