ポーランドのサッカー少年たちを描いたもの。話の中心は人々の生活の様子でサッカーをしている場面は少ない。
主役のパラゴン(愛称)はがっしりした体形で運動神経の良い少年。演じたのはMarian Tchórznicki。彼の父親は出ていったきりで、鉄道関係の仕事に携わる母親とパラゴンは2人で細々と生活していた。パラゴンが所属するチームは正式なものではなく、ぼろぼろのボールを使って仲間とサッカーをしていたのだが、別のチームの子供たちにボールのことを馬鹿にされる。その後パラゴンはプロの選手たちが練習しているフィールドへ行き、飛んできたボールを選手に渡す役目をこなしながらこっそりボールを1つ盗むのだった。チームの仲間たちはどこで手に入れてきたのかを問いただすが、パラゴンは「関係ないことさ」とだけ言いサッカーに興じていた。しかしたまたま盗んできたボールの持ち主、有名なサッカー選手のstefanekが通りかかり、盗みを働いたことが仲間たちにばれてしまってパラゴンは仲間はずれにされてしまう。
喫茶店で喧嘩をして警察沙汰になったり、ユニフォームをそろえるための積立金を失ってしまったり、その他にもチームの合併の危機、パラゴンの母親の入院、悪徳な契約など、いろんなトラブルをなんとか乗り越えていきながら、パラゴンの所属チーム「Siren」はトーナメントを勝ち抜き見事優勝する。良い意味でも悪い意味でも元気な子供たちを観ることが出来た。パラゴンは怪我のせいで決勝戦には出場していなかったが病室でラジオを聞いて雄叫びをあげていた。
主役のパラゴン。
かっこいい。
このジャケットのせいでチームの資金がなくなる。
プロのサッカー選手と知りあい、仲間に自慢する。
「プリンス」と呼ばれるチームのアイドル?
0 件のコメント:
コメントを投稿