今のうちに書き記しておかないと忘れてしまいそうなので軽く感想を。出演しているMelvil Poupaud君が可愛い。くるっとした巻き髪など彫刻作品のよう。
ストーリー性を排し感覚的に仕上げた作品は、自分の感性と合わない時は本当に疲れる。英語字幕を必死に目で追ったがかなり抽象的でついて行けず置いてけぼり。斬新な映像のつなぎ合わせは目を見張るものがあったので何とか見続けることが出来た。気味が悪くどこか耽美的な雰囲気は「蒸発旅日記」に似ていると思った。ただ映像のセンスは「蒸発旅日記」と比べるとこちらのほうが格段に上だと思う(あの映画の場合はとにかくセットが安っぽくてだめだった)。
サン・セバスチャン(スペイン)の海岸沿いが舞台。美しい風景が見られる。イシドールは得体のしれない美しい男の子を目撃し惹かれていく。その子は周りの大人をナイフで突き刺し殺していく。イシドールも一緒になって血の海と化した床の上に紙で作った船を浮かべて火をつける。かなりサイコな内容。Melvil Poupaud君の出番は少ない。
やわらかな表情。
右向きパターン。
ホラーチック。
きらきら!
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