これはとてもいい映画だったからこれからも覚えておこう。貧しさのせいで犯罪に走ってしまう少年たちを救うため、フラナガン神父は助けを必要としている少年たちを集め、彼ら自身で治めさせる「少年の町」を作り上げる。現実的に考えたらあんなにうまくはいかないだろうと思いながらもとても楽しめた。不良ホワイティーもその町にやってきた一人で、彼のキャラクターが良かった。初めは少年の町を馬鹿にしていたが、次第に彼の考え方は変化していき皆の支持を得て少年の町の市長に選ばれる。古い映画の俳優の演技は最近のと比べるとかなりオーバーだと思う。サイレント時代の名残とかなのかな。とても面白い映画だったので、そのまま続けて同じディスクに収容されていた「感激の町」も観た。こっちも面白かったが、デイブ・モリス役の俳優変わっていたことに違和感を覚えた。あと、ホワイティーたちが心を閉ざした少年テッドを笑わせるために行ったコント「スロー再生レスリング」のシーンはすこし長すぎたかもしれない。面白い映画だっただけにそのコント分に上映時間が削られていくのが惜しい気がした。しかもあんなに大勢の前で笑うことを期待されてもテッドは変に気を使ってしまうと思う。
不良のころのホワイティー(Mickey Rooney)。
少年の町のマスコット、ピーウィー (Bobs Watson)。
ボクシング。ホワイティーは負ける。
感激の町より。心を閉ざしたテッド。
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