2012/12/02

夜のたわむれ (1966)

Nattlek (1966) ★★★

白黒でおしゃれな映画だった。女優が美人だったし屋敷も立派で装飾品も高級そうなものばかりだった。しかしそれらは主人公の男に悩んだ子供時代を思い出させるのだった。過去の回想と現在とが交互に映し出される。最後には屋敷に招待した客に家の物を好きなだけ持って帰っていいと言って、空っぽになった屋敷を破壊する。でもそんなストーリーはどうでもよくて、この映画の見るべきところはエロチックな雰囲気を漂わせるマザコンな少年。寝る前にお母さんが履いていたスカートの裾のにおいをくんくんしたり、口にくわえたりしていた。ベッドの上でお母さんに本を読んでもらっているときにはお母さんの足を愛おしそうに眺めながらシーツの下でシコシコする。そのオナニーはばれてしまいひっぱたかれてシーツを剥がされる。気品のある少年だった。いいとこの子だから着ているものもおしゃれ。化粧して女装もする。演じたJörgen Lindströmという子役は同じ年に公開した「沈黙」という映画にも出ているらしいので機会があったら見てみたい。でも役名が「だれだれの息子」みたいな感じなので脇役だと思う。


セクシーな少年(Jörgen Lindström)。

目の前に母親の足。

「続けなさい!私の見ている目の前で!」

母親の化粧品を使ってメイクアップ。 

母親を誘惑。


1 件のコメント:

  1. 「沈黙」については、「ノースエンド先生の部屋」の番外編の第1話にヨルゲン・リンドストロムについて述べられていますよ。

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