2012/12/29

アナとオットー (1998)

Los amantes del Círculo Polar (1998) ★

不思議な雰囲気漂うラブストーリー。このようなシチュエーションは以前にもジャコ・ヴァン・ドルマン監督の「ミスター・ノーバディ」で見た。少年期、青年期の時間軸が交錯していくあたりや、子持ちのカップル同士がくっついて、彼らの息子と娘が愛し合うようになるあたりが似ている。両親に隠れて同じベッドで一晩を過ごすというシチュエーションに「ミスター・ノーバディ」でもこれでもドキドキした。お互いの話になるときに“Otto” “Ana” の文字が浮かび上がってくるのが印象深かった。序盤から中盤あたりまではその不思議な雰囲気のおかげで目が離せなかったが、終盤オットーが家を出て行ったあたりから退屈になりはじめ、最後あたりは1.5倍速で流し見していた。良さげな映画だけれどラブストーリーとなるとどこか冷めた見方をしてしまう。男女の恋愛は難しい。





アナとオットーの幼少期。

アナとオットーの思春期。

そして大人になったオットー。

0 件のコメント:

コメントを投稿