とてもピュアな12歳の少年レオ(Dominic Guard)は別荘でひと夏を過ごすことになる。そこで1人の女性と出会い、性に目覚める。美しいイギリスの田園風景、立派な屋敷、女性たち、装飾品、洋服などが見どころ。
レオが恋心を寄せるのは、年上のマリアンだった。しかしマリアンは別の男に惚れていて、その男に手紙を書き、レオに届けるよう言い渡す。何も知らないレオは、マリアンが喜んでくれることがただ嬉しくて、素直に手紙を届けにいく。
レオは純粋すぎて、大人たちに言われるがままになっていたようで可哀そうだった。何度も手紙の渡し役を担うので「マーキュリー」だったり「ポストマン」だったり、かっこ悪いあだ名をつけられる。
大人たちに囲まれる中、新調した緑色の服を着させられ、さらに踏み台の上に立たされて、似合うわよ、可愛いわね、などと大人たちにささやかれる場面があったが、自分が小さいときは、ああいうのは苦手で、絶対に踏み台に登らなかっただろうなと思った。ラストシーンでは、レオは惚れていたマリアンと男がセックスしている場面を目撃してしまうので、やるせなかった。しかしここでレオは、興味深く質問していたことを目の前にし、とにかく成長したのだと思う。
Michael Redgrave
胸元。
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