2013/03/28

スコットと朝食を (2007)

Breakfast with Scot (2007) ★★★★★

何度も観た映画のうちの1つ。自分の中ではおなじみの作品で、今更ながらの記事化といった感じである。

作品解説(以下引用)
http://tokyo-lgff.org/2008/prog/scot.html

元プロホッケー選手でスポーツキャスターに転身したエリック(トム カヴァナフ)と弁護士サム(ベン シェンクマン)は筋金入りのゲイカップル。サムは、ひょんなことから11歳の孤児の少年スコット(ノア バーネット)を一時的に引き取ることに…。『スコットと朝食を』は、「仮想」家族が根を下ろし、紆余曲折を経て本当の家族のような温かな姿となるストーリーを展開する現代版コメディー。

本作品は単なるコメディーでは終わらず、プロスポーツの世界における同性愛やゲイのヒーローを受けいれたがらない社会についても扱っている。ナショナルホッケーリーグ(NHL)は、『スコットと朝食を』に対して支持を表明し、作品中にNHLやトロントメープルリーフの名称やロゴを使用する権利を認めたのだ。

プロデューサーのポール・ブラウンは、こう語る。「画期的で面白く、それでいて重要なメッセージを伝えられるような映画を製作できてわくわくしているよ。マイケル・ダウニングのすばらしい小説をもとに、とても身近なストーリーに仕上げることができたと思う。新進気鋭の監督による11歳の女王をキャスティングに迎えたこの最新映画からはたくさんの楽しみが得られると思う。」(引用ここまで)

主役のスコットを演じたノア・ベネット(Noah Bernett)君の可愛さに尽きる。彼がエリックとサムのもとに持ってきたものと言えば、幸運ブレスレットや、ピンクのクチナシ(ハンドクリーム)など、男の子らしいものは1つもなかった。夜中にひとりで、自分のために、クリスマスキャロルを歌う。授業中に朗読させられた物語に入り込み、感極まって泣いてしまう。スコットにとっては自然なことなのだろうが、帰り際にクラスのやんちゃものにキスをしようとし、全力で拒否される姿には、思わず声を出して笑ってしまった。

3人ともゲイではあるが、エリックとサムは傍から見れば完全なノーマル(スコットだけが明らかなオネエ)。ゲイらしい描写は全くなく、ラストにエリックとサムが軽く口づけするぐらいなので、同性愛が苦手という方でも楽しめると思う。男同士のキスを見て朗らかな気持ちにさせられるなんて、めったにないことだろう。

この映画の好きな所、テンポよく繰り出される笑い、分かりやすいストーリー、エリックとサムの軽快な会話、可愛い子供たち、など。他人とは違うことを全く気にしないスコットを見ていると、ほのぼのと優しい気持ちにさせられる。この映画に文句をつけるとしたら、観られる機会が限られているということぐらい。



冒頭に出てくる子 YOU SUCK!!!

スコット(Noah Bernett)

ザ・オネエ。



右の親戚の子も可愛い。

やんちゃなライアン。

そんなライアンにキスをしようとするスコット。

うおおおおお!!!!!

ジョーイ・モリタもいいキャラしていた。






9 件のコメント:

  1. この映画、ぶるかうさんのブログで知って観てから大好きです^^
    イケメン、可愛い子ばかりの映画ですよね!!
    ライアンとスコットがいつか幸せになってくれたらな~
    なんてありえない妄想しておりました・・・(笑)

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    1. コメントありがとうございます
      観てくれたんですね!子供たちが活き活きしていますよね!
      あ、もしかしてスコットとライアンでBL妄想ですか??(笑)

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    2. またコメント、失礼します・・・。
      はい、そうです(笑)
      BLというか、親友みたいな・・・?スコットに振り回されるライアンが可愛いです^^

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    3. 小説書いたら読ませてください(*´д`*)ハァハァ

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  2. ボクもこの映画を何回も見てます!いいですよね!昨日の夜も観ました!
    なんでだろう?なんかほのぼのして何度も観ちゃうんですよね!
    この映画を観てトム・キャバナーが好きになりました!
    撮影にも使われていたハミルトンのGoddness meスーパーマーケットや
    トロントのイートンセンターにもいつか行ってみたいですね!

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    1. ぶるかう2013/10/02 21:32

      Tomoさん、コメントありがとうございます!
      これ、普通に日本で公開したらヒットしそうなのに、埋もれていますね。
      DVDにならないかな。

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  3. 本当ですよね!なんかこの映画日本で知れ渡ったらゲイに対するイメージが変わるかも!?
    英語版ならDVD出てるみたいですけどね。日本では売ってるのかわからないけど・・
    話は変わりますが、こちらのブログでも紹介されてるマイフレンドフォーエヴァーとグレッグの
    ダメ日記、僕もめちゃくちゃ好きです!Breakfast with Scotと同じくらい何度も観ました!
    また良い映画どんどん紹介してくださいね!

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    1. ぶるかう2013/10/04 0:53

      ゲイのイメージが変わるかもしれませんね。日本では、おネエは人気(?)ですが、この映画のような2人は見ませんし。
      「スコットと朝食を」は、見ると面白い映画なのですが、同性愛ものってだけで毛嫌いされてお客さんが寄ってこないというのはあるかも知れません。ちなみにTomoさんは、そっち系だったり…?(笑)
      マイフレンド…これは泣きました。少しずつ更新していくので、これからも見てもらえるとうれしいです!

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    2. そうですね!日本ではマツコさんやKABAちゃん、ミッツマンさんとかはるなさんとかゲイの人たちがどんどんメディアに出てきてみんな人気者ですよね。ゲイの人がどんどん受け入れられてる時代を実感しますね!彼女たちに脱帽です。
      マイフレンドフォーエヴァーは僕も泣きました!エリック役のブラッド・レンフロも若くして
      亡くなったのを知って尚更涙が・・昔から結構やんちゃな事してたみたいですが、
      彼は彼なりに悩んでいたようでした!なんか関係ない話になっちゃいまして
      ごめんなさい!やっと週末が来たので映画でも見ます!

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