四万十川流域に住む家族を描いたドラマ。昭和30年代の設定で、着物や建物に風情がある。風景も自然豊かで良かった。
主役の篤義を演じたのは山田哲平くん。演技が上手だと思った。母親に頭ごなしに叱られ、逆切れ(?)するシーンなど、見ていて気持ちが良かった。体当たりで役を演じている。走行してくる車の正面に立ち、クラクションを鳴らされるも、動じずに石を投げつける場面が一番良かった
クラスのある女の子がいつも塩をかけただけのご飯をお弁当に持ってきていたので、クラスの男子に「塩飯」とあだ名をつけられ苛められる。篤義はそのことを母親に話すと、「見ているだけなのも悪いことよ」と教えられる。たしかに、傍観しているだけなのはよくないと思うし、特に小中学生の頃は先生に口酸っぱく言われてきた。しかし実際トラブルが起こっているところに切り込んでいくのはかなりの勇気がいると思う。自分を犠牲にして女の子を守った篤義はとても勇敢。
自分の両親は自分がやりたいようにやらせてくれているけど、この映画の子供たちはそうはいかない。出稼ぎ行こうとしても「家族の世話をしなさい」と反対される。そんな姿を見ていると、親には感謝しないといけないなと思う。もし自分に子供が出来たら、口出しせずに子供たちにはやりたいことをやらせてあげたいと思った。
こういう風景好き。
主役を演じた山田哲平くん。
Looks very nice! Do you have VHSrip of this film?
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