舞台は台湾の小学校。特に大きな事件も起こることなく、村の人たちの生活をほのぼのと映し出している。この雰囲気は「サザエさん」に似ていると思った。
この映画の良かったところは、登場人物がほとんど良い人だったということ。先ほど観た「鉄塔武蔵野線」では、主役の見晴と暁にとって大人たちはある意味敵だった。しかし、この映画では大人の態度の中に子供たちへの優しさがある。子供たちがとても元気。黄色い帽子をかぶってランドセルを背負った姿は、日本の小学生と見た目はほとんど同じ。小学校を舞台にした映画はいくつか見たことあるが、どれも欧米のものばかりでこれほどは親近感を覚えなかった。
いまいちだったところは、ストーリーに起伏がなくて盛り上がりに欠けるということ。よその国の様子をただ延々と見せられている感じもある。それから、「サザエさん」でもそうだが、なんとなく一昔前の話のように思われる。普遍的な良さではあるのかもしれないが、分かりにくい。例えば学生で「サザエさん」が好きという人はあまりいない。(たぶん)
若い人にはなかなか分からない良さ??
まあ、「川の流れに草は青々」と「サザエさん」は何の関係もないのだけれど。
赴任してくる先生。
危うかった。
手をつないで仲直り。
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