2013/05/11

ムービー・デイズ (1994)

Bíódagar (1994) ★★★

街中が映画館に夢中だった古き良き時代。主役の男の子トーマス(Örvar Jens Arnarson)も映画が大好きで「ニュー・シネマ・パラダイス」のトト少年のようだった。子供たちがチームに分かれて対立するシーンでは「わんぱく戦争」を思い出した。

子供たちがとても元気だった。大人の男女がベッドの中でいちゃついているのを発見すると「○○号室で○○だ!」とみんなに合図を送り、窓の前に集まって「リンチンチン でかいぞ ぶち込め」と音頭を取り始める。別の日でもそのときの大人を見つけると「リンチンチン でかいぞ ぶちこめ」と所構わず同じように歌いだす。

映画が始まる前に座席でがやがやとしていたのが楽しそうだった。暗いところのわくわく感と今にも映画が始まろうとしているわくわく感。ああいう光景は今の映画館では見られない。中学生の時めずらしく友達10人ほどで映画を観にいったことを思い出した。がやがやしていたら後ろの人から怒鳴られた。次の瞬間にはみんなシーンとなっていて今思い出すと笑い話。映画の最中ではなかったが劇場ではマナーを守ろう。




アルコール入り。




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